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一考さん   長谷川大輔   

 

先晩は長々とお邪魔しました。
事前予告からの期待を遥かに上回る幾多の貴重なモルトに、あゝこれは一晩では無理だった、二泊するべきだったと途中で後悔するほど夢のような五時間余でした。

ブレイズ・オブ・グレンリヴェット'75やノックドゥ23年といった懐かしいボトルとの再会はもちろんのこと、赤坂時代に飲んでいなかった蒸溜所元詰のグレンキース10年、シールダイグのラガヴーリン12年も堪能しました。また予告いただいたアイラの逸品なかでも、やはりロンバード樽SMSのラフロイグ '90は頗る美味でした。
 
そして旨いウイスキーを飲みつつ伺った数々のお話、ラフロイグやグレンキースの熟成樽の見分け方から、神戸や明石の昔について、パンや葡萄酒や麦酒に饂飩について、はたまた本の編集や校正について、縦横無尽に面白いお話を伺ったことも得がたい貴重な体験でした。
 
夜食の鮨と苺は翌朝にいただき、ホテルを出て明石城址の天守台に登りました。そのあと昼間のですぺらを再訪し、陽光の下で看板の写真を撮り直しました。明石から神戸に出て、元町~三宮をぶらついていたところ、古書店で一考さん寄稿の雑誌太陽(鏡花・足穂の特集号)を見つけて胸を躍らせました。たまたま通りかかった元町映画館でフィンランド映画『希望のかなた』を観たあと、珈琲の香るトアロードを抜け新神戸まで歩いて帰路に就いた次第です。

もとより「ですぺら詣で」と言った趣の旅でしたが、本当に忘れがたい一夜をありがとうございました。


ところで「酒屋に酒を持ち込む」非礼な振舞いについては改めてお詫びします。どうかお赦しください。「こんなのがありました」程度の思いで他意はなかったのですが、ご自分の舌で旨いと感じた酒を出していらっしゃる一考さんへ、自分が飲んでもいないボトルを贈るなど、勘違いも甚だしい所行だったと今更ながら恥じ入っております。いつでも抜栓・味見いただいて構いませんので、いずれまたお邪魔する口実として、お店の片隅に置いてやっていただけますでしょうか。

末筆ながらノお誕生日おめでとうございます。またお会いできる日まで、どうかお元気でお過ごしください。
次回は赤坂時代に連れ立って飲んでいた友人(現在は名古屋在住)と落ち合って行こうと早くも計画しております。

※このお礼を掲示板に投稿すべきか悩みましたが、判断がつかずメールにてお送りします。

長谷川 大輔

追記(一考)
遠慮なさっているようなので、こちらへ転載致します。彼がお持ちになったノックドゥーに関しては改めて。


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2018年02月05日 15:35に投稿された記事のページです。

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