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2017年07月 アーカイブ


2017年07月18日

ヨコハマの歌〜煙草が似合う俳優達が歌い継いだブルースのルーツ〜  |  一考

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藤竜也とエディ藩が創った横浜ホンキートンク・ブルースからツイてる男の唄、ドッポ節まで、70年代のブルースをお楽しみあれ。筆者は佐々木モトアキさん。

 http://www.tapthepop.net/machinouta/16883


2017年07月17日

自転車と貧血  |  一考

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 わたしのヘマトクリットは2年前の引越時 Ht30パーセントにまで戻り、現在は Ht32.5に至っている。いずれにせよ、極度の貧血である。腎移植したのだから、Ht40とまでは云わないが、せめて Ht35近くにまで戻って欲しいのだが。
 はなしは変わるが、勃起能力はこの Hb(ヘモグロビン)もしくは Ht が高いほど有効である。言い換えれば、血の気が多いひとほど勃起するわけである。ヘマトクリット Ht30パーセントだと完全な勃起不全になる、血液量や血流に難があるからである。ただし、ED薬は Ht40パーセント以上でなければ服用できない、失神してしまうからである。
 過日「疑惑のチャンピオン」を観た。ガンを克服し、ツール・ド・フランスで7年連続総合優勝の偉業を達成したが、その後、長年にわたるドーピングが発覚し、自転車競技界から永久追放されたランス・アームストロングの栄光と転落の人生を描いた映画である。ランス・アームストロングが酸素摂取量を増やすために用いた運動能力向上薬は、エリスロポエチン(エポ)、テストステロン、コルチコステロイド及びそのマスキング剤などである。そのうちのエリスロポエチンは高価な薬だが、透析治療をしていた頃はわたしも定期的に投与していた。当然のことだが、あれほど好きだった自転車にはいまなお乗られない。
 先日、銀行に用事があって店から明石駅まで歩くことになった。しかし、250米の距離が歩かれず、道端でしゃがみ込んでしまった。恐るべし貧血、一向に体力は戻っていない。

 http://cetaka.com/anemia/

 http://www.nikkei.com/article/DGXZZO50857770S3A120C1000000/


2017年07月15日

モーターサイクル・ダイアリーズ  |  一考

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 フェイスブックのカバー写真をはじめて取り替えた。映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」の一コマである。1951年、アーネスト・チェ・ゲバラが友人のアルベルト・グラナードと連れ立って、「The Mighty One」(マイティ・ワン)と名づけた1939年製ノートン500で南米縦断の旅を目指す。原著は『モーターサイクル南米旅行日記』、製作総指揮はロバート・レッドフォードが担当。
 ノートン500に積まれたエンジンは、1927年に開発され1930年に改良が施されたシングル・カムシャフトのCS1エンジン。1932年から第二次世界大戦勃発の影響で中断される1939年までのセニアTTで7度の優勝を飾るなど、レース界でのノートン伝説を創り上げた。


2017年07月14日

大林宣彦監督のスピーチ  |  一考

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2017年6月11日、東京・明治神宮会館にてショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2017 アワードセレモニーが開催。オフィシャルコンペティションの審査員・大林宣彦監督が、平和を守る存在としての映画の価値について、会場に集まった若い制作者たちに語りました。末期ガンで余命宣告を受けている大林監督は、映画祭としては異例とも言える30分に渡るスピーチを行い、故・黒澤明監督から受け継いだ「映画で平和をつくる」という理想を、次の世代に託しました。

 http://logmi.jp/217287


ゴーヤの食べ方  |  一考

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こんな食べ方あったんだ! 甘みとうまみがアップする「干しゴーヤ」の作り方。
沖縄や九州ではお馴染みの食べ方だそうです。

 http://mi-journey.jp/foodie/39897/


2017年07月13日

服用している薬について  | 一考   

 もっか免疫抑制剤はセルセプト、グラセプター、メドロール、サーティカンの4種。尿酸排泄薬のユリノーム、コレステロールの合成を抑制するクレストール、前立腺肥大症治療薬ナフトピジル、胃酸分泌抑制薬のラベプラゾール、ニューモシスチス肺炎(カリニ肺炎)の発症を抑制するバクタ配合錠。降圧剤はアルドメットを中止し、オルメテック、シルニジピンの2種を服用している。

 免疫抑制剤は臓器移植、骨髄移植における拒絶反応及び移植片対宿主病の抑制に用いる。有効性と安全性を確認するために血中濃度(トラフ値)を測定し、投与量を調節する必要あり。そして、腎移植は保険診療だが、移植後の免疫抑制剤には保険対応していない薬が多い。例えばポリグロビンのように数百万円するものからリツキシマブ(抗 CD20モノクローナル抗体)のような数十万円までさまざまである。
 わたしはポリグロビン治療を拒否したがゆえに、烈しい拒否反応に悩まされた。免疫抑制剤やステロイドの継続投与や増量、リツキシマブのパルス状投与によってなんとか乗り切ったが、もし仮に慢性GVHDだったばあい、予防法ならびに治療法は今なお確立されていない。
 サーティカンは心移植や腎移植における拒絶反応の抑制に有効で、長期生命予後がいっそう改善されると期待されているが、如何せん副作用が烈しい。
 わたしはサイトメガロウィルスによる感染での大量下血も経験させられた。また、催奇形性の問題もあって、臓器移植者として移植には反対である。移植後の長期生存者のQOLはすこぶる低い。

 ユリノームは痛風に効果のある薬、即効性はないがわたしはしばしば規定量を超えて服用している。わたしのような腎結石を伴う患者のばあい、症状を悪化させるおそれがあるために要注意。
 クレストールは2.5ミリグラムを服用、用量が少なければ副作用も少ない。
 ナフトピジルは前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤、わたしのような蓄尿障害、頻尿や尿意切迫感を持つばあいに有効である。
 ラベプラゾールの先発品はパリエット、胃酸の分泌を抑える「プロトンポンプ阻害薬(PPI)」という種類の胃薬。ピロリ菌(H.pylori)の除菌にも役立つ。ただし、胃癌、食道癌等の悪性腫瘍や他の消化器疾患による症状を隠蔽することがあり、内視鏡等による定期的な検査が必要。
 バクタ配合錠はエイズ患者や免疫抑制療法などで抵抗力が落ちている人が感染すると厄介な日和見感染症に有効。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)やペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP)にも応用されるが、ニューモシスチス肺炎の第一選択薬。

 最後に降圧剤について一言、オルメテックとの併用禁忌としてロキソニン、セレコックス、カロナールなどの痛み止めがある。シルニジピンはカルシウム拮抗薬のひとつで尿酸値も低下させる、わたしにとってもっとも必要な降圧剤。ちなみに、降圧剤とは血管の内腔を拡げるはたらきをもつ薬のこと。


2017年07月12日

エンジンストール  | 一考   

 今日は血液検査の日だった。朝7時半に出発、神大病院目指して山麓バイパスをオートバイで走る。神戸市総合運動公園を抜けてトンネルをくぐり、約200メートル走ったところでエンジンストール。唐突のエンストなどで電気系の不具合か、バッテリーを疑ってみるも購入後1年半しか経っていない。後続車両がひきも切らず、なかなか路肩へよられない。
 プラグが被るのを覚悟の上で、セルを回し続ける。想定通り、オートバイはウンともスンとも反応しなくなる。JRSのお出ましである。現場から拙宅までは13キロほど、15キロまでのレッカーは無料なので助かる。拙宅へオートバイを停めて神大病院へ電話、11時までに来られるならどうぞと医師から云われ、車に乗り換えて病院へ。このドタバタで3時間半水分が摂られず、血液の検査結果は最悪だった。
 帰宅後、おそるおそるセルを回すとエンジンがかかった。エンジンをかけたままにして一眠り。その後、オートバイはなんの問題もなく動いている。あのトラブルは白昼の悪夢だったのか。

追記
 採決から検査結果が出るまでに1時間かかる。急いでもらって40分、その間医師はわたしひとりのために待っていて下さった、感謝している。降圧剤のオルメテックを減らしたいのだがとの質問に、薬の量は任せている、あなたが判断するようにと云われる。ありがたきかな。


2017年07月08日

プライベート症候群  | 一考   

 フェイスブックの友達のサイトでゴミ袋への氏名の記述が問題になっていた。わたしは賛成である。なぜなら監視が目的ではなく、混入に対する唯一の予防策だからである。拙宅は集合住宅なので、毎週混入が起きている。生ゴミのなかに罐瓶の類が放り込まれている。塵芥車は当然のことだが持ち帰らない。それを猫や鳥が破り辺り一面に散乱する。2週間に1度、ふたりの女性がやってきて掃除をする。掃除の段階で分別はしないので、ゴミは溜ってゆく。最後は有料ゴミとして処分している。わたしは出遭えば掃除を手伝っているが、どうにもならない。それらの費用は家賃に加算される、悪循環である。
 昨今なにごとに寄らず囂しいのがプライベートの問題である。50歩譲って、監視されているとして、ゴミにプライベートなどあるのであろうか。仮に使用済みのコンドームが這入っていたとして、そのようなものを数えるような暇人がいるのであろうか。相互扶助の精神を大切に思えばこその氏名記述である。掲示板に於ける文責同様、なにごとにも責任は生じる。


2017年07月05日

ミスター・パンプキン  | 一考   

 先日、店で人生相談を受けた。男からのメールが突然途絶えたという。長い付き合いで、金銭的面倒は彼女がみていたようである。どうして途絶えたのか理由が分からず心配している、こういう場合、どのように対応すべきかとの相談だった。
 似た経験をわたしもさせられた。もっともわたしの場合は恋愛でないが、応用が利くのでないかと思い、はなしを進めた。まず、メールが途絶えたのは彼の彼女に対する意思表示の顕れだと伝えた。理由は些細なことで彼女がいくらおもんぱかったところで分かりはしない、おそらく相手側にとっても定かでないだろう、なんとなく嫌になったが正しいのであるまいか。
 男からのメールが突然途絶えたことについては他にもいろいろ考えられる。メールを再開すれば、さらに女性を傷つけるやもしれず、積年の恨みがないとも云いかねる。月並みだが、他に女ができた、性癖が変わった等々。もしくはなんでもない言葉の一言二言に引っ掛かったとか、存外このケースが多いのであるまいか、と。
 いずれにせよ、メールが途絶えた理由を詮議してみてもはじまるまい。現に途絶えたのであるから、彼のことは諦めるしかない。例え縒りを戻しても同じことが繰り返されるだけ、あなたの疵口がさらに拡がる結果に終わりますよ。彼女がいうには途絶えてから10度ほど一方通行のメールを送ったと。それなら十分礼を尽くしたことになる、なおのこと「あんさん、はよう別れなはれ」と。
 諦めるとなると腹立たしいこともある、と彼女。それなら悪口雑言を吐けばよろしいのでは。わたしはシャクに障ることがあると掲示板へ悪口を書きまくる。書けば気が収まるし、書いているうちにどうでもよくなってくる。精神衛生上、これほど相応しい解決策はないとおもっている。相手がどなたさまであれ、切り捨てるときに若干のエネルギーが必要ですが、いざ、切り捨ててしまえば、この上なく痛快な気分に浸られます、と。
 その後、彼女がどうしたかは分からない。ただ「先日のはなしですが、解決しました」との連絡があった。どのように解決したのか、それはわたしの知るところにあらず。

追記
 このところ、ミセスならぬミスター・パンプキンが続く。わたしごとき出鱈目な人間に何故と、いささか呆れかえっている。


2017年07月04日

キャラメルポップコーン  | 一考   

 昨日はじめてクーラーを稼働させた。移植はしたものの腎臓の機能が不十分で、暑さを感じられない。先週2箇月ぶりに女房が来店、この暑さはなんなのよと叱られた。わたしは寒いとすら思っていたのにである。
 下って2日、今度は客が暑いと云って汗を垂らしている。それを見てさすがのわたしも電力会社へ連絡し、動力を開けてもらった。まるで自らの老いを責め立てられたようで消沈している。

 先週は体調思わしくなく、丸6日間パソコンを立ち上げなかった。そして食事のかわりにキャラメル味のポップコーンを食べている。このポップコーン、ディズニーランドのような味と香りね、と‎ホステスの間で好評である。わたしはディズニーランドとやらへ行きたいとも思わないのだが。


ときめき  | 一考   

 何度か掲示板にご登場願っているのだが、とりあえず、ここではTさんとしておこう。Tさんがひどく落ち込んでいる。失恋に見舞われたようである。70になろうが、80になろうがひとは恋に身を焦がす。歳をわきまえず、恋する相手は常に若いのが男の常。80の男が90の女に恋をしてもよさそうなものだが、男の脳内構造はそのように出来ていないらしい。
 Tさんは3年前に女房と死別している。寄る年波と相俟って人生がもっとも遣る瀬なくまた切なく思われる時節である。近隣にそれとは表記していないが、キ○○トと称する熟女バーがある、所謂出会い系である。故あってそこの女性と親しくなった。訊くと値は1万5千円、出会い喫茶のように二十歳の女とはいかないが、店側への余分な支払いは生じない。桜町界隈に同種の店は2軒しかないという。その店を念頭に、Tさんに女でも買えばと薦めるのだが、彼はときめきがないのは嫌だと応える。少なからず、その意見にわたしは賛成する。
 Tさんには付き合っている女がいて、短い期間だが2階に住まわせたことがある。その後、彼女は独立してカラオケスナックを営んでいる。Tさんは頻繁に訪れていたが、ある日悶着が起きた。彼女の新しい男の前で、この男と付き合っているのかと詰問したのである。当然男は怒り、刃傷沙汰にまでは至らなかったものの、暴力事件となって警察のお出ましと相成った。Tさんはさんざん彼女に注ぎ込んだものの、ストーカーとして任意同行、警告書へのサインを強要(彼の弁)された。
 Tさんとわたしは親しいのだが、今回の一件は彼女に分がある。Tさんはボーダーライン型の典型であって、孤独を避けるための行為なのだが、結果として人間関係が濃く、相手を支配しようとする気違いじみた努力に至ったのである。
 福島章はその間の消息を「自分が相手を好きという感情は、どんなに強くても恋愛感情であって恋愛妄想ではない、妄想とは、証拠・根拠がないのに相手が自分を好きであると信じる、逆に相手が自分を嫌っている証拠・根拠があっても相手が自分を好きであると信じる、信じて疑わないことである」と述べている。Tさんはその一件をわたしに相談したという一点に於いて、異常者でなければ、ストーカーでもない。ときめきまでは正解なのだが、ときめきを求めるがあまり陥ってしまった恋愛妄想、関係妄想の処理方法に過ちがあったのである。刻が移ろうように不変の愛などと云うものは存在しない。年長者に失礼だが、一言で申せば、恋愛に未熟だったということになろうか。
 彼はわたしに話したことによって、落ち着きを取り戻すと思うのだが、現在は悄気返っている。そのような彼を見ていると、なぜかわたしまでが悲しくなってくる。残された時間はいくらもない、ときめきは人生でもっとも大切なものだと思うが、多くの人は心の内に秘めたまま朽ち果ててゆく。

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