月曜日早朝から戸田中央総合病院で血液検査。慢性の貧血と高血圧、クレアチニンはほんの少し下がって1.68。U-Alb補が23.13H、拒絶反応がひどいようである。U-ALBは尿アルブミン、簡単にいえば尿蛋白のこと。尿中のアルブミン(蛋白)は、尿量による変動があるため、尿クレアチニン(Cr)1g当たりに換算した濃度として表わす。しかし、わたしはU-Alb補の読み方が分からない。
腎移植とアルブミンで検索するとループス腎炎の慴れありと出た。医師は3度目の生検が必要とかで、9月30日に入院することになった。結果が分かるのは早くて10月14日、それまではステロイド剤による積極的治療が必要とか。良きにつけ悪しきにつけ今少し安定しなければ他の医師への引き継ぎができない、と云われた。入院病棟の看護師に引っ越しを伝えたにもかかわらず、またまた雑作をかけることとなる。尋常なら今頃神戸へ引っ越していたはずなのだが。
2012年01月23日の「更生医療2」のなかで「更生医療に関して戸田中央の事務員は詳しい」と書いた。事務員の名は沼里さん、2012年01月の検査入院のときからの付き合いである。彼女からは実に多くを教わった。
更生医療の対象には角膜手術、関節形成手術、外耳形成手術、心臓手術、人工透析療法、腎移植術、唇顎口蓋裂の歯科矯正、抗HIV療法などがある。また、更生医療は毎年更新が必要で、その度に医師に「医学的意見書」を著して頂かねばならない。医学的意見書は他病院への紹介状と同じく、戸田中央では2500円、他病院なら5000円から10000円の間である。
7月末から8月にかけてのステロイド剤点滴静注の治療代を支払ってきた。それは良いのだが、注射代だけで、前述の「医学的意見書」の料金すら加えられていない。これは医師のサービスなのか、それとも事務員の厚情と解すべきなのか。