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2014年09月 アーカイブ


2014年09月18日

生物多様性を保つことは既に手遅れ  | 一考   

 病院の帰りムーンさんと会った、引越以来である。一段と顔色が白くなったと云われたが、血液検査の結果は徐々にだが、良くなっている。クレアチニンは2.02、1.74と下がり、今回は1.69となった。
 瀬戸口誠医師が戸田中央から済生会栗橋病院へ赴任となる最後の日(2013年04月)の検査の数値が1.63だった。本来あってはならない数値だが、それでも私にとってはもっとも低い数値である。移植手術は2012年7月18日、2年2箇月を経てやっと1.6代にまで下がったようである。次回検査からは月1回、正確には28日後になった。

 ムーンさんと新開地の料理屋と喫茶店へ行く。名のある店だが、共にひどく不味い。このところ、お好み焼きについていろいろ書いてきたが、ことごとくが不味かった。六本木、麻布、赤坂のお好み焼きの方がはるかに個性があって美味である。このあたりが地方の限界なのかもしれない。味を継承こそすれ、新たな個性にまでは思いが至らない。考えるのが面倒なので、もっとも安易な継承と云うことになるのだろうか。継承を難しく云えば、日本の食文化、歴史、伝統とでもなろうか。
 鯨や鰻を持ち出すまでもなく、日本人はその場しのぎに食文化、歴史、伝統を口にする。地球上には870万種以上の生物が存在するという論文が米オンライン科学誌プロス・バイオロジーに発表された。そして日々100から300種の生物が人類の営みによって滅んでいる。トキにせよ、ニホンオオカミにせよ、鯨にせよ、鰻にせよ、なにを騒ぐことがあろうか。現在、哺乳類の4分の1、鳥類の9分の1など、全生物の 25パーセントが絶滅の危機にさらされている。しかもその大半は汽水域もしくは岸辺に生息する目に見えない小さな生物である。ものの考え方を引っくるめて世は生々流転である。


国家  | 一考   

 EUという民族意識をなくそうとの運動の渦中にあってスコットランドの独立選挙があった。これからの国家はいよよ細分化してゆく。民族や宗教について語るとき、人は昂揚し、排他的になる。ただ、そのような意識がどうして国家との概念に結びつくのか、共同体としての国家意識がわたしにはさっぱり分からない。
 イスラム国はサイクス・ピコ協定に代表されるヨーロッパの線引きにより作られた国家を否定する。事の是非は問わず、動機は評価できる。しかし、指導者アブー・バクル・アル=バグダーディーの云うところによれば、ヨーロッパの線引きによる国家は崩壊し、イラクとシャームのイスラーム国(シャームはシリア地方または地中海の東部沿岸地方レバントを指す地理的概念)との広域に及ぶ国家を成立させるのが目的だそうな。それは大イスラームの再興であり、一種の国家主義に違いない。とりたてて目新しい概念ではない。
 近代国家との概念が誕生してさほど年月を経たとも思われない。にもかかわらず、一つの概念、一つの縛りから解放されるのは至難のようである。

 リベラル派と保守派では、脳構造に違いがあるとの研究成果が発表された。

 http://www.afpbb.com/articles/-/2794777?ctm_campaign=outbrain


2014年09月15日

キャベツ焼き  | 一考   

 キャベツ焼きは大阪を中心に1990年代後半より流行りだしたようである。従って、わたしは知らない。幹郎さんの山小屋がある群馬の嬬恋は夙に知られるが、明石がキャベツがの産地とはこちらも知らなかった。
 明石大久保のJAあかし・フレッシュモア・大久保には地産地消をモットーにJAあかし管内の農産物を扱っている。実はフレッシュモア・西明石は明石浦漁協のまえもんを火曜と金曜に限って直売している。それで行きだしたのである。
 さて、フレッシュモア・大久保では、キャベツが採取できない真夏を除いて、土曜の午前中のみ、150円のキャベツ焼きを即売している。
 お好み焼きは通常薄力粉だが、少量の米粉を用いているらしい。以下は引用である。

 「焼いてるのは、近郊のキャベツ農家のお母さんら。 刻んだキャベツを少しの米粉の生地で焼いて、卵が1個、月見でのってます。
 じっくり蒸し焼きされてるようで、キャベツが柔らかく甘い、ん~~これは旨い!!
 こんなにシンプルでも旨いものですね。これは一枚でも大量にキャベツが食べられます。お好み焼きのように、生地を食べてる感じでは無く、まさにキャベツを食べてます。」

 http://corochan.exblog.jp/7278283/


シングルトン旧ボトル(書き換え)  |  一考

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  蒸留所名はオスロスク。シェリーとバーボンの古樽を熟成に用いるダブル・マリッジ方式を採用。J&Bのキーモルト。10年もの、700ml40度と750ml43度の二種あり。
 フル・ボディでまろやか、豊饒な香りを持つ正統派ウィスキー。トフィー、カラメル、シェリー酒等の潤沢なこくと味わい。長いフィニッシュ、溢れんばかりの心地よい刺激。
 75、76、77、78、80、81、83年のヴィンテージが頒されている。その後、84年から91年まで、シングルトンのブランドでボトリングされている。最後のボトルは91年蒸留、2001年ボトリングだが、84年以降にヴィンテージの記載はない。
他に77年もしくは78年にパティキュラと題したブルー・ラベ ル12年がある。シェリー酒のテイストが濃厚、美味として珍重される。

 そのパティキュラ78年がヤフオクに出品されている。2万円ぐらいなら安価だと思う。

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