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2013年05月 アーカイブ


2013年05月31日

ブルートゥース  | 一考   

 「Bluetooth内蔵していないMac miniを買ったので、手許のWindows用USB BluetoothアダプタPLANEX GW-BH03Uを試してみました。
 A5504Tと繋げてデジカメデータを受け取ったり電話帳を受け取ったりできました。
 iPAQ rx3715と繋げてファイルのやりとりができました」

 某所で以上の書き込みがあった。
 アップルは、IBMが開発した64bitプロセッサであるPowerPC 970を採用してから、デスクトップモデルについてはG4シリーズの採用を終了した。G4を採用した最後のノートPCはiBook G4であり、デスクトップモデルはMac miniである。
 さて、Bluetoothを内蔵していないMac miniとはG4であってインテルではない。そしてPower PCの最後のバージョンにはBluetoothは内蔵されている。最後のバージョンとは1.5GHzで、グラフィックボードにATI Radeon9200-64MBが掲載されている。
 Mac miniとG5は頻繁に中身が変更されている。特にG5はプロセッサの変更に止まらない、冷却を取ってみても空冷から水冷へと移行している。余談だが、同水冷ユニットは100%に近い確率で5〜6年後には壊れる。CPU部分から液漏れをおこし、CPU基盤が腐食、やがて最下段の電源ユニットへ液が流れ込む。G5の上位モデルの電源、ロジック、CPU、水冷キットはいずれも爆弾を抱えている。買うなら2.0GHzまでの空冷に限られる。
 話は前後するが、「Mac Pro 用純正内蔵 Bluetooth 2.0+EDRモジュール」は5000円はする。その点、上述のUSB Bluetoothアダプタなら300円か400円で購入できる。性能は同じである。同じなのだが、ちょいと問題がある。屡々認識しなくなるのである。拙宅はアップルのBluetoothモジュールとUSB Bluetoothアダプタ(iBUFFALO)が混在しているが、双方共に手を焼いている。従ってBluetoothを設けながら、キーボードとマウスをUSBで接続している。これでは何のためのBluetoothか分からなくなる。

追記
 空冷のG5だが、G4と比してずんと静かである。ただし、cpuを換装すると立ちどころに五月蠅くなる。G4は1.8GHzまで自由に置換できるが、G4と違ってG5はcpuの積み替えは考えない方が良い。


2013年05月30日

せんぽ東京高輪病院  | 一考   

 低残渣を顧みて一箇月つづいた雑炊だったが、水曜日早朝から再開した。極力下血は避けたいからである。下血が重なれば輸血が必要になる、そして輸血は抗体の暴力を覚醒させる。出血性潰瘍が雑炊だけで治まるとも思われないが、出代りや三粒降ても気は心と雑俳に云う。

 食事と云えば、タニタの社員食堂の次に脚光を浴びているのがせんぽ東京高輪病院の病院食であり、その病院食が食べられる同病院の食堂である。
 タニタは「愉しくげっそり」がモットーだが、片方は病院食だけあって、「日本一おいしい病院ごはんを目指す」が売りである。ワニブックス社から「せんぽ東京高輪病院 500kcal台のけんこう定食」なるレシピ集が頒されている。タニタの低カロリーは基本、量を減らしただけの話(ご飯にしても低カロリー米でなく、量を減らしただけなのに、低カロリーとして売っているのは問題)だが、せんぽ東京高輪病院は栄養が治療の一部であり、重要であると考える医師や管理栄養士によって厳密に組み立てられている。
 同病院の管理栄養士は食事だけでなく、静脈栄養、経腸栄養のすべてを含め、どこからどれだけ栄養補給を行うのが望ましいかを主治医や看護師に提言し、一緒に改善に向けてゆく。食欲がないのはビタミンやミネラルなどの栄養が不足しているのか、もしくは便秘や下痢など排便コントロール、炎症、薬物の副作用などが影響しているのかを評価、査定し、具体的に対策を考える。摂食によって必要量が摂れないことが明白になれば、静脈栄養もしくは経鼻胃管から経腸栄養を補給するなどを主治医に提案する。これには、全患者さんの栄養摂取量と検査値、薬物の変化、症状、病態などを管理し、それらを検討するための熟練した技術が必要である。手練れた管理栄養士でなければ、栄養治療はかなわない。一度、病院の食堂へ出掛けることを奨める。


2013年05月29日

腰痛  | 一考   

 このところG5との格闘が続いたため、ちょいと腰が痛い。なにしろ20キロを超えるパソコンである。戸田中央へ入退院するときはいつも腰がおかしい。整形外科医はわたしの腰と頸の異常を知っているのだが、他の医師は知らない。
 ひどいヘルニアでないので、一泊か二泊の内視鏡手術で済むのだが、こちらは治す必要を覚えない。いままでブロックで処理してきたし、命に関わらないからである。ところで、ブロックは脊柱の軟骨に打つ麻酔注射である。わたしの場合は交感神経節ブロックでなく、硬膜外ブロックであって、硬膜外腔に注射を行うためには奥深くに針を到達させなければならない。透析を知るまで、ブロックに用いる注射針が一番太い針だと思い込んでいた。

 外来の看護師と入院の手続きについて話し合っていた折、「左耳はどうなったの」と訊かれた。昔から左耳は良く聞こえない。「なんで知っているの」と逆に尋ねたが、検査入院で全身を調べた、その資料がカルテに挟まれているに違いない。腎センターの看護師は下血のことは知っているが、それ以外にも人渉りのことは知っていそうである。


担当医  | 一考   

 月曜日の血液検査の結果が判明、サイトメガロウィルスの値が異常に高くなっている。このままだと下血がはじまるとかで、土曜日に再検査、再診察ならびに薬の処方に戸田中央へ出掛ける。状況に応じて点滴、または内視鏡検査、もしくは入院となるが、そのあたりは心得ているので如何ようにも対応できる。
 「非常時は計算に入れていない」と昨日書いたが、早速非常事態と相成った。今度の担当医は腎臓内科で、泌尿器外科ではない。今のわたしに必要なのは消化器内科、従って腎臓内科医の方が話がしやすい。それにしても、瀬戸口医師は相当に詳しい申し送りをしてくださったようである。


2013年05月28日

最後の入院  | 一考   

 戸田中央に於ける最後の入院ならびに最後の診察が決まった。当然非常時は計算に入れていない。その非常時だが、輸血によって上がっていた鉄分が急速に下がっている。貧血の慴れ濃厚とのことで、フェロミア(クエン酸第一鉄ナトリウム)を処方してもらった。
 鉄は赤血球の原料であり、不足すると鉄欠乏性貧血を起こす。鉄分の多い食事(肉類、レバー、鰻、ひじき、しじみ、あさり、海苔、大豆、ほうれん草など)を摂ることも大切だが、一度、体内の鉄分が枯渇すると、食事だけではなかなか回復できない。そのような場合にフェロミアで鉄分を補給する。問題は胃潰瘍や大腸炎など胃腸に病気のある人は、慎重に用いなければならない。
 今回は医師だけでなく、外来および入院棟の看護師にも引っ越しの挨拶をした。心配するのは引っ越し先での病院だが、神大付属は腎移植の経験が浅く少ないので、みなさんが反対する。県立西宮病院を全員が勧めるが明石からではいささか遠い。
 余談だが、夫婦間の生体腎移植で、特有の拒絶反応が生じることに対し、兵庫県立西宮病院腎疾患総合医療センターが、拒絶反応を回避するために免疫抑制処置を行ったうえで移植する手術に3例連続で成功したことが2011年9月、判明した。拒絶反応は、出産を経験した妻の体内に、夫に対する強い抗体が残るのが原因。成功例が続いたケースは珍しく、韓国でのアジア移植学会で報告された。今までは出産を経験した妻の20〜30%が、夫の遺伝子を受け継ぐ子を妊娠することで、夫に対する抗体が作られ、激しい拒絶反応を警戒して移植を断念するケースが多かった。
 わたしはもっかこの拒絶反応で困惑させられている。拒絶反応がひどいので、免疫抑制剤を減らすことができない、それでサイトメガロウィルスに罹り、下血に苦しめられている。要するに、治療すら思うにまかせない。このところ風疹が噪がれているが、わたしは免疫が抑制されているので大半のワクチンを必要にせまられて射っている。保険が効かないのでワクチンだけで十万円ほど費っている。

 最後の入院は7月8日、最後の診察は7月29日。身体にこれ以上疵をつけるのは嫌だが仕方がない。そこまで済ませてわたしは東京を離れる。


G5用六角レンチドライバ  | 一考   

 大阪市東成区深江のベッセル(かなり知られた会社である)がドリル用のビットを作っている。長さは170ミリ、ビットなのでどこにでも売っているラチェット式のドライバで間に合う。スイスのメーカーPBのビットなら3000円はするが、国産品は410円である。これでPowerMac G5のCPUの取り外しが可能になった。
 で、前述のPowerMac G5のジャンク品だが、電源とロジックボードをそこら中出鱈目にテスターを用いて計った。どこにも問題は生じず、CPUを取付け直したところ無事起動した。やはり思った通りである。ところが、今度はオプティカルドライバが動かない。相性の問題なのだろうが、G4で動いていたドライバが動かない。ひょっとすれば他に理由があるのかも、こちらはこちらで調べてみなければならない。
 いずれにせよ、業者が手放したジャンク品が蘇ったのは嬉しい。過去にも書いたが、拙宅へやってくるパソコンは悉くが壊れている。理由を問わず、わたしは3000円を超えるパソコンを買わないからである。今回のG5は500円、起動はおろか、少々触ろうが撫ぜようがうんともすんとも応えない。時間を掛けて拈弄することによって、はじめて反応するのである。なにかと似ていなくもないが。

追記
 オプティカルドライバを認識しない理由は簡単なことで、ロジックボードからのケーブルが逆だった。


2013年05月23日

PowerMac G5  | 一考   

 Apple PowerMac G5 2.0GHz Dual ジャンク品を安価(500円)で購入した、当然送料(1500円)の方が高い。電気はきているが起動しない、ジャンと鳴らないからジャンクなのか。もっともそれを承知で購入したのであって、これから修復を試みようと思っている。
 ところがCPUを外すための2.5ミリ、160ミリ以上の六角レンチが手元にない。近所の日曜大工の店へ行くも、そのように長いものはなさそうである。昔、160ミリの六角レンチセットを買った記憶があるのだが、度重なる引っ越しでもっか行方不知。先ず以て、CPUを除去しないとロジックボードも電源ユニットも確認すら取られない。
 CPUはそのままに其の他をチェック、とは云えオプティカルドライブ、HDD、メモリは付属していない。グライックボードのみATI9800に換装されてい、まったく異常はない。3.6Vの乾電池も大丈夫。外さないと分からないが、おそらくCPUの取付けに問題ありと見た。
 Macのパソコンのなかで、G5はもっとも大きなヒートシンク(高さ130ミリ)が付けられている。その巨大さが禍して装着の折にずれが生じたのであるまいか。
 件の日曜大工店で註文した六角レンチが到着するまでに二週間ほど掛かるようである。それにしても、写真ではスマートに見えたのだが、G5は図体がでかい。オークションで脚の歪んだG5が多い理由は重量である。横置きで梱包しないで、縦置きで発送すれば立ちどころに脚は湾曲する。それを考慮するとデスクトップはやはりminiの方が良さそうである。


2013年05月22日

ブルーノート  | 一考   

 このところ、ブルーノートのCD版を買っている。
 アート・ブレイキー、ウエス・モンゴメリー、キース・ジャレット、キャノンボール・アダレイ、クリフォード・ブラウン、ジェリー・マリガン、ジミー・スミス、ジョン・コルトレーン、ソニー・クラーク、ソニー・ロリンズ、チェット・ベイカー、チック・コリア、ナット・アダレイ、ハービー・ハンコック、バド・パウエル、ハンク・モブレイ、ベニー・カーター、ホーレス・シルヴァー、マックス・ローチ、マル・ウォルドロン、リー・モーガン、ルー・ドナルドソン等々である。
 別にブルーノートがすべてでないし、なかには嫌なものもある。例えば、ミシェル・ペトルチアーニがそれで、夭折の天才と謳われているが、ピアノが走りすぎて原曲がさっぱり掴めない。ジャズ・ピアノは得てしてアグレッシヴに疾走するものだが、ミシェル・ペトルチアーニは才に溺れている。コルトレーンのような暗さがどこにもない。重度の身障者であればこそ、失意あるいはピアニストとしてのコンフリクトを際立たせてほしいと思うのだが。
 ブルーノートの4200番台はフリー系の作品が目立つ。オーネット・コールマンの「ゴールデン・サークル」をはじめ、ドン・チェリーやセシル・テイラーのブルーノート初演も4200番台である。オーナーのアルフレッド・ライオンも背に腹はかえられず、ブームに乗って経営難を凌ごうとしたのであろう。サム・リバースはその典型なのだろうが、フリージャズの代表作とも云うべき盤に、RVGコレクションの「フューシャ・スイング・ソング」がある。ところが、この盤のなかにはジョー・ヘンダーソンやスタン・ゲッツが取り上げている名バラード「ベアトリス」のオリジナルが収録されている。ジャズマンの書いたバラードとしては出色の出来だと思う。ただし、これ一作のみである。
 フリーの合間にハンク・モブレーやリー・モーガンのジャズ・ロックあり。ウエイン・ショーターやボビー・ハッチャーソンらの新世代、ハンコックの「スピーク・ライク・ア・チャイルド」などと云う実験作も含まれるが、総じて駄作が多い。謂わば、ブルーノートの断末魔と云えようか。
 
 ブルーノートを買うのは、わたしにとって自分の青春買ってくる、なのである。例えば、ビル・エヴァンスやキース・ジャレットはソロ・コンサートを除くと原曲の美しさを際立たせるがごとき演奏が多い。神戸のジャズ喫茶バンビーを思い起こすのはそんなピアノ曲を聴く時なのである。

追記
 話はあくまで4200番台に限られる。例えば4000番台(1950年末〜1960年代にかけて吹き込まれたアルバム)だとアート・ブレイキーの「ハーレムの使徒たち」、ソニー・ロリンズの「エイジアティック・レエズ」、ホレス・シルヴァーの「フィンガー・ポッピン」、アート・テイラーの「シーダス・ソング・フルート」、ドナルド・バードの「マイ・ガール・シャール」、ケニー・バレルの「ミッドナイト・ブルー」、ジャッキー・マクリーンの「ブルー・ロンド」などが収録されている。


2013年05月12日

南米のビル・エヴァンス  |  一考

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 南米のビル・エヴァンスと呼ばれるルーベン・ロペス・ファーストの名盤、「Jazz Argentino,Jazz En La Universidad」のカップリングCDが出ている。
 ピアノ、トランペット、ベースのトリオ。ヤフオクで700円から800円で出品されているが、お買い得である。


2013年05月05日

アラン  |  一考

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 田村書店主奥平夫妻が見舞いに拙宅へ来られた。序でに夫妻の自転車を預かり、乗ることもないのでと処理を頼まれた。三十年以上前にわたしが組み立てた自転車である。フレームの一台はなるしまフレンド神宮店で、もう一台は加古川のマツイじてんしゃ館(元は西明石)で購入した。
 フレームはイタリアのアラン、1972年ビチューなどに先駆けてアルミニウムで出来たフレームセットを最初に紹介した会社である。下って1976年、アランはトレカ・カーボンファイバーチューブを鋳造アルミラグに接着するというカーボンフレームの開発・製造で、再び最初の会社となった。この工程は、現在も多くのフレーム製造会社で模倣されている。
 奥平さんの自転車はどちらも70年代初頭の製造で、当時は超高級車だった。なるしまフレンドへ売却に行ったようだが、このクラスの自転車になると差し替えのパーツだけで二十万円は超える。売りようがないので、と断わられたようである。
 消耗品は別にして、拙宅には適当なパーツが揃っている。組み立てなおすが、入り用の方はいないだろうか。奥平さんの手入れは頗る良好で、BBやヘッドパーツなどを完全分解して摩き、グリスアップすれば綺麗な自転車に生まれ変わる。必要ならフレームの耐久度も調べる。どなたか声を掛けていただきたい。

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