節供(せちく) | 一考
次回の血液検査は5日である。従って年が明ければ変なものは食べられない、血中に痕跡が残るからである。年内なら普段食べられないものでも食べられる。前述のショートケーキもそうだが、クッキー、蜜柑、甘栗、つるし柿、ビーフジャーキー、ポテトチップス等々である。およそ食べられないものばかりだが、分量は極力控えている。例えばポテトチップスは一回30グラム×5袋を10日かけて食べる。このポテトチップスは酒の肴だが、他の食品の塩分は極端に落としている。そもそもわたしは間食はしない。特に菓子の類は好みでないのだが、正月ぐらいはと思い、少々仕入れてきた。
一人で節供もなかろうと思い、筑前煮、きんぴら、牛蒡巻き、海螺(ヒメエゾボラ)の煮込みを作った。煮しめに違いはないが、所謂節供ではない。それと茶碗蒸しが付く。これで5日間は大丈夫である。
酒は日本酒、焼酎、ビール、シャンパンを用意した。客があればともかく、一人でシャンパンを開栓することはあるまい。それにしても緩りとした年末である。