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2013年06月 アーカイブ


2013年06月18日

薬剤師  | 一考   

 何度も書いているが、死ぬまで免疫抑制剤を毎日、決めた時間に二度服用しなければならない。わたしの場合は午前九時と午後九時だが、もしも飲むのを忘れると移植腎が壊れ、その日付で透析に舞い戻らなければならない。
 その免疫抑制剤の量が徐々に減っている。グラセプターは4ミリグラムを3.5ミリグラムに、メドロールは4ミリグラムを2ミリグラムへという塩梅。他では尿酸値(正常値は3.0から7.5)が5.0から4.3へ下がったので、ユリノームを服用中止。血糖値(正常値は65から105)は98と、ぎりぎり正常値に収まっている。コレステロールが増えている、よってクレストールを新たに加えた。
 フェリチンは飲み続けているフェロミアが功を奏し、数値(39.4)に改善が見られるが、正常値の下限は55、上限は185である。要するに、貧血自体に好転の気配はない。

 今日はまたとんでもない量の薬を院内処方で頂戴してきた。免疫抑制剤は折々の検査によって量の増減がある、従って院内処方が原則である。ただし、病院によっては院外処方になる、その場合、かなり高くつく。高値になっても薬剤師の管理が必要な場合もある。その理由は出鱈目な処方箋が罷り通る、もしくは患者が内緒で複数の医師に掛かっているなどである。要するに、薬剤師の存在は医師の能力に比例して重要である。


2013年06月11日

擬き商品  | 一考   

 久しぶりの食パン、それは良いのだが、バターを塗りたくる。ほぼ四年ぶりのバターである。正確にはバター風味のマーガリンだが、実に旨い。やはりパンにはバターである。もっともそのように思い込んでいるだけなのかもしれないが。
 先日、無性にチーズが食べたくなって、スーパーのチーズ売り場の15gのミニプロセスチーズの前で暫し彳んだ。結局買わなかったが、烟草同様、なにかの機みに口が思い出すのかもしれない。
 イタリアのコインの形をしたミニベルパエーゼはわが国では冷蔵のチーズ売り場で陳列されているが、本国では常温で積み上げて売られている。ベルパエーゼはチーズ風味の加工品でチーズではない。
 日本という国は、夥しい種類の食品が店頭に並べられている。一見、豊かな食生活が約束されているかのように見えるが、実態はベルパエーゼのごとし、人工的に味付けされた擬き食品が多いだけなのである。

 この消息は食品に限らない。三郷にも日曜大工の大型店舗があるが、ドライバーが300種類揃っていると豪語する。ところが、そのすべてがプラスとマイナスのドライバーであって、先日紹介したヘクサロビュラは一本も這入っていない。プラスのドライバーなどそれこそ10種類ほどあれば用は足りるのであって、残る290種類はさまざまな形態のドライバーを取り揃えてほしいものである。
 先日、ネットでヘクサロビュラのT10からT40のビットセットを351円で買ったが、送料には代引き手数料が加算される。3000円以上購入すれば送料は無料と記されていたが、それは単に商売であって、応じるほどお人好しでない。


2013年06月10日

ヘクサロビュラ  | 一考   

 SONNET CRESCENDO/ST G4におけるCPUとヒートシンクとのかしめにはヘクサロビュラ規格ネジが使われている。特殊なネジでその辺りの日曜大工の店では売っていない。当然、専門店ということになる。
 CPUとヒートシンクの取付けになぜ、このようなネジを用いるのか、理由がまったく分からない。外すのにヘクサロビュラ規格のドライバーが必要だからである。
 前述したスイスのPB社は特殊なドライバーならなんでも揃う、それこそ特殊な会社である。もっとも、わが国はビットに関しては怖ろしく傑れている。インチサイズの変形ビットまでほとんど揃う。おそらく車の整備の必要上生れたものと思われる。
 ハーレーは当然としてBMWのエンジンを触るのにインチサイズの工具が必要だった。それよりも、自転車に使われているネジはイギリス、フランス、イタリア、アメリカとすべてサイズ、ピッチから正逆まで異なる。ネジは時計回りに締めるものと思っているとひどい目に遭う。そのことを思えば、パソコンなんぞ、容易いものである。


電圧と電流  | 一考   

 USB接続のLEDスタンドライトだが、アウトプットのDC7V 0.75Aというのは中国規格で、日本国内だとDC5V中心だそうである。「だそうである」ではなく、それがUSB2.0の規格である。
 とにかく電化製品は中国製が多い、わたしが愛用するアップル社のマッキントッシュやタブレットのiPadはじめiPod、iPhoneなどほとんどが中国製である。それは良いのだが、電圧電流に関しては輸出先の規格に合わせていただきたい。
 ヒロさんが随分と調べてくださった、おそらく秋葉原を歩き回ってくださったに違いない。申し訳なく思う。電気に関してわが国は特異な規格をもっている。それとは関係ないが、バッテリーにしても「日の丸電池」は頻繁に火を吹く。二十年前ならいざ知らず、今では韓国製の方がすぐれているようである。

追記
 アダプタを開けてみる。構造は簡単だが、わたしにはさっぱり分からない。抵抗器を換えればなんとかなるのだろうが、無理なものは無理、諦めるしかなさそうである。


2013年06月09日

サイトメガロ陰性  | 一考   

 一週間前と当日の血液検査評を頂戴する。サイトメガロウィルスの陽性細胞数スライド−1ならびに2は共に0。移植以来、サイトメガロが0になったのは三度目。医師は来週にでも再発するかもしれないなどと慎重だが、陰性反応は嬉しい。いずれにせよ、七月の入院まで再発はないと思っている。
 再開していた雑炊は土曜日でお仕舞い、早速セロリ炒めを食べる。間違いなく高残渣食品である。序でに日本酒を飲む。

 病院の帰途、コンピュエースへゆく。USB接続のLEDスタンドライトを買ったのだが、ACとUSBの変換アダプタがわずか30分で壊れた。そのアダプタを探しに行ったのである。ところがLED用のアダプタはどこを索してもない。小さくは0.5A、大きくても1.0Aが限度、携帯電話やスマートフォンならそれを超えれば本体が毀れる。ところが、ライトには電流が足りない。
 定格を調べると、インプットが0.4A Max、アウトプットがDC7V 0.75Aとなっている。それなら1.0Aで十分な照度が得られる筈だが、うっすらと光るのみ。どうも納得がゆかない。どなたかご存じの方がいらしたらご教示いただきたい。


肉醤  | 一考   

 「嘗物2」で「大分県日田市や秋田県横手市で開発された鮎魚醤」と書いた。そして嘗物(なめもの)や醤(ひしお)で検索するとですぺら掲示板がトップページにやってくる。それが理由でさまざまなメールが送られてくる。そのうちのひとつには以下のごとく書かれている。

 日田市大山町は県内有数の梅の産地、その大山町の梅干しを使った嘗物「梅びしお」がいかに美味であるか。町内を流れる大山川の上流域は林業が基幹産業。昔は伐採した杉を川に流して搬出する仕事に従事する人が多かった。防腐効果などに優れた梅びしおは常温で年中保存が利く。川で働く人たちには欠かせない調味料だった。
 さらに、 日田市中本町のみそ・しょうゆ醸造元「まるはら」(原正幸代表)は、県産冠地鶏のレバー、心臓を材料にした肉醤を新たに開発、販売をはじめた。
 大分県は鶏肉の消費量が日本一。それゆえ、レバー、心臓などの内臓や頭、足が残り、食肉業者は処理に困っている。まるはらに鮎魚醤の開発実績があることから、大分市の食品加工会社が2010年、余った内臓などの活用を依頼、まるはらが約2年半かけて製品化した。
 原料はレバー、心臓、食塩とタンパク質分解酵素だけ。肉醤は国内では他に1社が製造しているが「こうじを入れず、しょうゆができた当時の製法で造るのは弊社だけ」と原代表。
 酵素の働きで肉のタンパク質がアミノ酸に変わり、強いうま味を生み出すという。うま味成分は一般的な醤油の2倍以上。「素材の味を引き出し、焼いたり熱する料理に使うと特に効果が出る」ようである。
 平安時代には穀びしお、魚びしお、肉びしおの3種の醤油があったとされる。同社はこれまで一般的な醤油と鮎魚醤などを販売。肉醤が加わったことで原代表は「平安時代のしょうゆ屋と同じ製品を造っている国内唯一のしょうゆメーカーになった」と話している。

 以上、紹介文をほぼそのまま引用した。健康なときなら肉醤を送っていただくのだが、今のわたしには到底食されない。問い合わせは、まるはら(TEL0973-23-4145)。


2013年06月06日

PowerMac G5と水冷システム  | 一考   

 先にG5の水冷ユニットとその静粛性について書いたが、macの解説では「M9457ではじめてクローズドループ式の水冷システムを採用」とある。と云うことは、M9020、M9031、M9032、M9393、M9454、M9455の6タイプが空冷で、他の7タイプすなわちM9457、M9747、M9748、M9749、M9590、M9591と最後のQuad、M9592は水冷である。エントリー用としてM9457の次に頒されたM9555は先ほど確認したところ、水冷だった。
 より手っ取り早い判別法があって、GeForce FX 5200 Ultra 64 MBもしくはATI Radeon 9600 Pro 64 MBを積んだG5は空冷で、それ以外は水冷である。それ以外とは ATI Radeon 9600 XT 128 MB、ATI Radeon 9600 128 MB、ATI Radeon 9650 256 MB、NVIDIA GeForce 6600 LE 128 MB、NVIDIA GeForce 6600 256 MBを指す。
 前項の繰り返しになるが、間違えても水冷は買ってはならない。販売が2003年から2005年、従って現在動いている水冷機器は修理されているか、もしくは毀れる寸前である。

 静粛性だが、G5はアルミニウム・アノマイト合金仕上げの新ボディで登場。新しいボディは個別に制御された4つのサーマルゾーンを中心に設計されている。各ゾーンには、温度と電力の組み合わせによって制御可能な高性能ファンが装備され、エアフローの制御が向上したほか、Power Mac G4と比べて作動音が半分になった。
 アノマイトとはアルマイトのこと(だと思う)で、アルミニウムの陽極酸化皮膜の一般名称として用いられる。酸化アルミニウムは非常に硬質であり耐久性に優れるが、強酸や強アルカリに対しては溶解、腐食するので注意が必要である。また、アルミニウムはイオン化傾向が高い金属であるため、安定な酸化物であるとしても、海水や醤油(食塩などの電解質)に曝される場合、または、鉄や銅などの金属に湿潤状態で接触すると腐食しやすい。
 ところで、G5に多い症状としてファンの暴走がある。その場合はロジックボードの交換が必要だが、速度の異なるプロセッサに交換した折もファンは暴走する。
 其の他、書き置くべき症状にについて一言。ランプが点灯しなければ電源ユニットの交換、起動不良の場合はロジックボードもしくはCPUの交換修理、アップルマークより先に起動しなくなった場合はハードディスクの故障、カーネルパニックはメモリーに異常あり、画面に縦線が入いる現象はビデオカードの交換が必要。

追記
 どうでも良いことだが、2003年に発売されたG5とそれ以降のG5ではCPUの取付けネジが異なる。前者は直径が大きく、後者は直径が小さい。より正確に書けばCPUそのものは互換可能だが、ヒートシンクとロジックボードとの取付けに互換性はない。


2013年06月01日

検査漬け  | 一考   

 サイトメガロのせいでクレアチニンが1.81に跳ね上がった。医師によると2.0にまで上がるだろうとのこと。ちなみに正常値は下限が0.4、上限が1.1である。女子医の医師が入れ替わり立ち替わりやって来る。今日は神澤さんとか、愉しい方だが「下血はまだですか」「下痢はまだですか」には愕く。下血をなんとか禦ぐのが医師の為事でなかったか、下血だけは勘辨願いたいにもかかわらず。
 サイトメガロとセルセプト(ミコフェノール)の検査結果は月曜日に分かる、いつものごとく看護師から電話連絡があるらしい。大きな変化がなければ向こう一箇月毎週土曜日に血液検査、数値がさらに上がれば週2回の検査を受けてほしいと。
 土曜日の病院は空いていて看護師と徒口を叩く。入院棟の看護師が顔を出し、「生検の入院は」と尋ねる。「生検もだけど、いずれにせよ7月の頭には入院します」と云うと、「入院棟へ帰ってくるのね」と懐かしげに応える。これにも困惑、看護師にまったく悪意はないのだが、「入院棟へ帰る」には参った。序でだから、入院中の食事は無用と伝える。

 瀬戸口医師から念の為にと云われて持っていたバリキサを先週水曜日から服用、今後一週間分の追加を頂戴する。

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