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2014年07月 アーカイブ


2014年07月13日

マスコミの利権  | 一考   

 「世界的音楽家の坂本龍一(62)が中咽頭がんの治療に専念するため、演奏活動を全面的に休止することが9日、分かった。咽頭がんに効果があるとされる放射線治療については、反原発運動の先頭にたってきた立場から拒否する考えを主治医に伝えている。自らの命にかえても「反原発」だけは譲れないという不屈の精神で、世界の“教授”が闘病生活に入る」(スポニチ)とのニュースが流れた。

 わたしも原発は反対だが、放射線治療の拒否は考えられない。ここで云う放射線治療がなにを指し、どこまでを含めるのかが分からないが、例えば、X線撮影(レントゲン)やCTはどうなのだろうか。医療に限らず、空港の手荷物検査などの非破壊検査にも利用されている。
 骨折・骨病変の診断、科的診断、胸部X線、腹部X線、造影X線写真、透視などに必要とされるがどうなのであろう。わたしは骨粗鬆症の骨塩定量、結核、腸閉塞、血管の石灰化などの検査に日常的に使っている。
 スポニチの「誤報」「飛ばし」だと思うが、マスコミのいい加減さが分かる。

  http://musashikosugi-clinic.jp/blog/archives/794


お好み焼きと・・・  | 一考   

 福原にいた少年期、ほぼ毎日お好み焼きを食べていた。粉焼きと称していた「美丁」、「新橋」、「よっちゃん」、浮世風呂の「ゑびす」の南隣にあったお好み焼き屋、今ではお食事処「竹」となっているが、この「竹」が50年前のお好み焼き屋かどうか分からない。生田耕作や広政かをると行ったのを覚えているが、当時店主は既に50歳代、生きているはずがなかろう。いずれにせよ、現在残っているのは「よっちゃん」のみ。
 「美丁(よしちょう)」はお好み焼きの元祖だったが震災でなくなった。「新橋」は美人の娘さんがい、「100万ドル」のバーテンの溜まり場だった。「よっちゃん」は父親が懇意にしていた、当然先代もしくは先々代の頃である。「よっちゃん」の隣にはふぐ料理の「現直し」が営業を続けている。新開地の「明石屋」と共に毎週のように通っていた。
 引越してきたのだからどこぞお好み焼き屋でもと思うが、大蔵天神町にあった店舗はなくなっている。「五」も代が変わっている。飛び込みで這入ったもののソースを大量に塗りたくってい、いまのわたしには食べられたものでない。外食産業の味が濃くなったと日頃書いていることだが、それは「つくし」ですら例外でない。ラーメンとお好み焼きは塩分の塊のごとき食い物である。このようなファーストフードは家で造るに限る。
 「夏の風物」でわらび餅やしがらき餅について触れた。文中、「するめのゲソの甘露煮を食べ過ぎて腎不全になったのかも」と書いたが、そこにお好み焼きも加えるべきだった。

 余談ながら、「玉家」「いろは」「ゑびす」はかつて同じ経営だった。「玉家」のホームページには「神戸「玉家」は、淫らな「熟女」と「人妻」の専門店です。男をむさぼる火照った躰を持て余したオトナの女性が、欲望の趣くままにエロスを追求する店です。神戸の熟女を、ご堪能下さい」とあって、玄関の看板には「熟女専門店」と記載されている。
 「いろは」のホームページには創業昭和60年となっているが、これは昭和60年に経営が変わったのであって、店は売春防止法が出来たときからある。
 わたしが贔屓にしていたのは「暖流」と「源よし」だが、後者は「おいらのチョコばなな」に変わっている。「源よし」の女性は福原では最年長で60歳なら若手とされるような浮世風呂だった。それが若さが売りのソープになっている。昔、若さが売りで福原へ初進出した雄琴系のソープランド「シンガポール」は現在の「ダンディーズクラブポール」になっている。隔世の感あり。


2014年07月11日

共同通信のニュースより  | 一考   

 厚生労働省は14日、2011年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費の総額(国民医療費)が、前年度比1兆1648億円増(3.1%増)の38兆5850億円だったと発表した。国民1人当たりでは9700円増(3.3%増)の30万1900円で、30万円を初めて突破。いずれも5年連続で過去最高を更新した。
 高齢化が進んだ上、医療技術が進歩して治療費が膨らんだのが主な原因。国民医療費が国民所得に占める割合は11.1%だった。
 年齢別では、65歳以上の医療費が21兆4497億円で全体の55.6%を占めた。75歳以上に限ると13兆1226億円で34.0%だった。
 医療費を賄う財源の内訳は、国民や企業が負担する保険料が18兆7518億円で全体の48.6%。患者の自己負担は4兆7416億円で12.3%、国と地方を合わせた公費は14兆8079億円で38.4%だった。
 診療種類別では、医科診療が27兆8129億円で全体の72.1%。薬局調剤は前年度比7.9%増と高い伸びで6兆6288億円となり、歯科は2兆6757億円だった。
 国民医療費は、保険診療の対象になる病気やけがの治療に掛かった費用を推計する。保険外の診療や健康診断、正常な出産などの費用は含まれない。
 労災分などを含まず、国民医療費の98%程度をカバーする概算医療費は12年度分が既に公表済みで、38兆4千億円に達している。〔共同〕

 医療費が1兆円を超える都道府県のうち、一人あたりの医療費が多い順に並べると、北海道(365240円)、福岡(356162円)、大阪(330207円)、兵庫(302871円)、東京(299871円)、愛知(272811円)、神奈川(255117円)、千葉(248183円)、埼玉(234818円)となる。ちなみに、一人あたり30万円を超えているのは上位の4府県。当然、国保の保険料も高い。
 主たる診療科別医療費の推移によると、総医療費のほぼ半分を内科が占め、整形外科や眼科などそれ以外の診療科の集計が残りの半分を占める。わたしが罹っている泌尿器科(腎臓内科を含む)は項目すらなく、その他に分類されている。糖尿病から腎症を合併する人がこれだけ増えている(30万人)にもかかわらず、皮膚科や産婦人科よりも医療費は少なかった。


2014年07月09日

イラク戦争  |  一考

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 戦争に行ったアメリカ兵の告発!「本当の敵はアメリカ国内にいた!」

 https://www.youtube.com/watch?v=cR5zoW1W4ac&feature=youtu.be

 アメリカ兵のマイケル・プリスナーが語るイラク戦争。自分も含む米軍人の信じられない行いへの告発会見。

 2014年4月16日の「クローズアップ現代ーイラク派遣10年の真実」によると、自衛隊イラク派遣後の自殺者合計が28名と放送された。 2007年の防衛省発表では、病死、死因が事故又は不明の者が他に19名、障害が残る重傷を負った者もいる。


2014年07月08日

終日役所  | 一考   

 今日は市役所で親切な方と出遭った。釈然としないところをひとつふとつ解き明かしてくださった。前項で書いた国保の地域差だが、東北、北海道を別にして基本東低西高のようである。東京がもっとも安く、名古屋を境に関西が高く、京阪神なかでも大阪府の吹田市、門真市はもっとも高いらしい。
 在宅重度心障手当だが、阪神・淡路大震災の折にすべて廃止されたと分かった。政令指定都市のなかで廃止を続けているのは神戸だけ、「大きな声では云えませんが、身障者には住みにくい街ですね」と担当者。
 重度障害者医療費受給者証と更生医療の中身は同じですが、立場上、更生医療を奨めるしかないとも云われた。更生医療を受けるには「医学的意見書」(有料)が必要だが、実はあってもなかっても同じことです、と。ちなみに、育成医療、精神通院医療も同様で、重度障害者医療費受給者証があれば「医学的意見書」の手続きは必要ないと。
 後期高齢者医療は「現代の姥捨て山」と揶揄されていますがとの問いに、「そちらも大きな声では云えませんが、保険料が毎年変わるとのデメリットがあります」との説明を受けた。後期高齢者医療の保険料は後期高齢者がどれだけの医療費を使ったかで決まる。「保険料の軽減措置」が継続中なので、保険料はもっかのところ安いが、いずれ国保より高くなる、と。考えてみれば当然、その部分をして姥捨て山と称するようである。
 後期高齢者医療制度は、日本国内に住む75歳以上の後期高齢者全員と、前期高齢者(65~74歳)で障害のある者を対象としているが、そのうち前期高齢者は75歳になるまでは後期高齢者医療と国保を選択できる。要するに、来年保険料が国保より高くなった場合は国保に戻れば良いと聞かされた。それ故、八月付で後期高齢者医療に這入る手続きを済ませた。

 先日NHK(を名乗る地域スタッフ)が来た。拙宅にテレビはないがと云うと、それでは家のなかを確認させろと云う。押し入れば犯罪になりますよ、と押し問答が続いた。あまりに執拗いので、市役所へ行ったついでにNHK放送受信料の全額免除の手続きを済ませた。このようなことははじめてである。通常は申告だけで済むのだが、拙宅へ来たスタッフはよほど報奨金が欲しかったに違いない。


2014年07月07日

姥捨て山  | 一考   

 国保では、市区町村によって保険料に最大5倍の格差が存在する。沖縄県粟国村は25,000円だが、北海道羅臼町では119,000円である。関東圏では八王子がもっとも低いとされる。しかし、これは保険料だけのはなしで、附帯する条件がまた道府県によって異なる。
 埼玉では在宅重度心障手当というのがあったが、神戸ではそれに類する制度がないと聞かされた。ところが調べてみると、障害者特別給付金というのがあって、次回役所へ行った折に訊こうと思っている。
 不思議に思うのは、重度障害者医療費受給者証と更生医療が同じ効用を有し、わざわざ更生医療の手続きをしなくとも負担する金額は同じになる。埼玉では更生医療の指定病院以外の病院での治療費は後日還付されていた。神戸では病院で重度障害者医療費受給者証を提出すれば指定の金額(400円もしくは600円)で済む。
 要するに、障害福祉課の「その他の経済的支援」に精通した役人がいないのである。さまざまな共済制度、福祉資金、税金、公共料金、郵便料金、交通費などに即答できないのは問題でないだろうか。神戸市は「「特別障害者手当」制度について」とのファイルをPDF形式で提供している。役人は目を通すべきである。

 後期高齢者医療に関しては、国保より若干保険料が安くなるそうな。しかし、「現代の姥捨て山」と揶揄される制度である。保険料の負担が所得の低い人ほど高く、所得の高い人ほど低い逆進性になっているのも問題である。さて、どうしようか。


後期高齢者医療  | 一考   

 市役所から「障害者用駐車券」「障害者用駐車券(公園)」が送られてきた。あと自動車税が残っているが、県税事務所からいまだ連絡はない。
 介護保険はすんなり決まったが、国民健康保険は揉めている。収入が定まらないときは第6段階の請求金額に決まる。それに異議を唱え、しかるべき段階に落ち着く。ところが、担当者は云ってはならないことを口にした。三郷市発行の25年度、26年度の非課税証明書を持参したにもかかわらず、あなたの収入がこれだけとの保証がどこにあるのか、当方で調べさせていただくと。国税庁ならいざしらず、市役所に非課税証明書以外の調査方法があるならご教示いただきたい。
 介護保険、重度障害者医療費受給者証、更生医療はすべて第2段階の請求金額になっている。同じ部署でありながら係が違うだけで、どうしてこのような応対になるのか。喧嘩をしたくないので穏やかに訊ねる。「同じ部署で椅子の位置が隣り合わせなだけでどうしてですか」「あちらはあちら、健康保険はわたしの担当、一緒にしないでくれ」どうやら権威主義者の本音が出たようである。7月半ばに新たな請求金額が送られてくるそうな。睨み付けて帰ってきた。
 7月に這入って国民健康保険から後期高齢者医療保険への切り替えの案内が送られてきた。かつて神戸市は被保険者に無断で切り替え、悶着を起こしていた。今回は事前に連絡があるだけまだましか。それにしても、神戸市の行政は明瞭さに欠ける。

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