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2016年08月 アーカイブ


2016年08月13日

葉山葵(はわさび)  |  一考

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 荻窪の行きつけの八百屋で葉わさびを買っていた。主治医の誘いで大山商店街で購入したこともある。天神橋筋商店街や戸越銀座商店街ほど大きくなくても、市場や商店街はコンビニやスーパーには置いていない食材が多い。
 おでんの具材および味付けの地域差などを除いて、基本コンビニの取扱い商品は画一化されている。昨今はわさび菜と称するワサビとは似ても似つかぬ耐寒性越年草が流行っている。芥子菜と似てい、ワサビ属とは異なる野菜である。

 最近見掛けなくなった葉わさびが「あそあそ自然学校」
 https://www.facebook.com/asoaso.jp/

 http://store.shopping.yahoo.co.jp/asoaso/n2ic86kj53.html 
 で売られている。葉わさび1束が2500円で送料は無料、クロネコの冷蔵便で送られてくる。作り方は当掲示板で「葉山葵」を検索されたい。
 下の写真は葉わさび醤油漬けと大葉ソース。葉わさびは190g×5個、セット価格2490円。Ra poru(ラポール)の扱い。
 http://store.shopping.yahoo.co.jp/raporu/1665.html 
 オーガニック専門の会社である。生の葉わさびのような辛さはないが、この手の瓶詰めとしてはまずまずの出来。
 写真は縮小比率が異なるので、同じバックで撮った。


2016年08月09日

月のオブジェ  |  一考

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 バリ島のアンティークショップで、魔除、厄除の面を見付けた。バリ島では昔からの土着の宗教に、ヒンドゥー教や仏教が融合し、ジャワ島のそれとは違うバリ島独自のヒンドゥー教が発達した。 その「バリ・ヒンドゥー」の神に月の女神のデウィ・ラティ神がいる。もっとも、本品とヒンドゥーを結びつけるにはいささか無理があって、店側の宗教色の濃いキャッチフレーズに心惹かれたわけではない。わたしは単にオブジェとして贖った。
 サイズは縦30cm、横8cm、出幅15cm、重さ290gの木製。目の下に透かし彫りがあって、背面に電球を仕込めば、店の看板にもなろうか。


2016年08月08日

麦藁手  |  一考

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 先項で書いた麦藁手について一言。麦藁手(むぎわらで)は尾張瀬戸窯で江戸後期に流行した文様で、鉄と朱赤(赤楽と呼ぶ顔料)が使われている。単純さの中に瀟洒な華やかさが漂い、かつては柳宗悦に、新しくは白洲正子によって賞賛された。
 瀬戸の古民芸を代表する生活雑器のひとつであり、柄の縞模様が麦の穂に似ている所から麦藁手と呼ばれるようになった。赤い発色の縞模様は、採土に手間がかかるため、今ではほとんど生産されていない。写真は共に江戸期の麦藁手の逸品。

 瀬戸麦藁手が出品されている同時期、わたしは「伊万里 染付印判唐草に丸紋図 茶碗 10客」と「古伊万里 金彩 染錦 色絵 膾皿」を落札した。特筆ものが出品されているとき、他の商品は比較的安価に落札できる。前者は1000円、後者は2000円と、開始価格で入手した。
 茶碗は向付やお通しに使えるし、膾皿は煮物やスープなどに重宝する器である。ものぐさなわたしにとって、膾皿はチャーハンや焼きそばなどにも応用の利く便利な器である。共に明治期の作品。


2016年08月06日

北大路魯山人 瀬戸麦藁手筒  |  一考

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 ヤフオクに魯山人作の麦藁手筒が出品されている。口縁に共直しが五箇所あるが、気にはならない。気にならないどころか、直しが味わいに深みを加えている。魯山人は古陶を真似てわざと直しをさせることが屡々あった。
 口径約5.5cm 高さ約8cm、縦縞銘仙を思わせる頗る男性的な風合い。おそらく2万円ぐらいの値がつくだろうが、素人にはこのような単品しか買われない。佳い器である。

追伸
 ヤフオクの最終落札価格は69600円。本品は1000円からはじまったので、このような結果になった。他方、よく似た柄(麦藁手)の酒盃が18000円スタートで出品されている。同酒盃の形状だが、口径約5,8cm 高さ4,3cmと背が低い。しかし、馴染みよい手取りの心地よさ、味わいある瀬戸の景色、粋な点では瓜二つと云えようか。状態は酒盃に軍配が揚がる。共箱の蓋裏には黒田陶々庵極め書きが付く。はてさて、24時間後の終了である。


2016年08月05日

久々の絶食  | 一考   

 血液検査の日は前日の夕食以降、水分以外は禁止である。要するに、2日の夕食以降、わたしはなにも食していない。丸3日を経て、吐き気が収まったので、なにかしら食べたくなった。同時に、頼んでいた店舗が見付かったようである。
 店舗は明石市桜町、色街のど真ん中、長屋の南端の13坪の物件である。1階が店舗で2階が住居になっている。昔の色街によくある形式の店舗で、2階はちょんの間と解していただければ結構。もっとも、隣が栄家旅館という古い旅籠ゆえ、用はなかろうが。
 明石中央不動産の所有物件だが、かつて明石太寺の拙宅ならびに西明石のですぺらも中央不動産の所有だった。敷金が家賃の10倍という東京では考えられないシステムである。クーラーが付いていないが、業務用だと4.50万円はする。赤坂みすじ通りの最初の店舗は開店資金が2000万円を超えた。内、クーラー代は70万円だった。
 さて、食事はまだだが、買ってきたのは一夜干の鰈。弁証法の新たな展開は身体論でしかないのは分かっているのだが、身体を患い、3日ほど食事を摂らないでいると、その身体なるものがおよそあやふやなものになってくる。


免疫抑制剤と感染症  | 一考   

 重い心臓病の治療のため、アメリカでの移植手術を必要としている沖縄の女の子のことがニュースで流れた。幾度となく聞くはなしだが、今回は主治医がコメントを添えていた。免疫抑制剤を生涯飲み続ける必要や、感染症予防のため不自由な生活を強いられることなどを指摘し、移植とは新たな病を背負い込むに等しいと話していた。
 その通りなのだが、「新たな病」は命と引き替えに身体に刻み込まれる宿痾のようなものである。医師の意見はどのようにも取られるものだったが、娘の命を案じる親の身になれば、いささか酷と云うか、主治医としての危うさすら感じられる意見だった。
 心臓であれなんであれ、臓器移植に免疫抑制剤やステロイド剤は付きもので、わたしも多くの薬を生涯飲み続けなければならない。それらの薬は強烈な副作用を持っていると同時に、自らの免疫を抑制するのであるから、健康なひとならどうと云うことのない種類の感染症がわれわれにとっては命取りになる。美空ひばりや市川團十郎のごとく、風邪は間質性肺炎を呼び込み、即、死を意味する。
 私自身、肺炎球菌ワクチンは当然のこと。昨今爆発的に流行りつつあるニューモシスチス肺炎(PCP)の予防薬、バクタを飲んでいる。移植手術以来、久しぶりの服用である。

 免疫抑制剤の副作用に、悪性腫瘍、出血性膀胱炎、骨髄障害、間質性肺炎・肺腺維症、肝障害、消化管障害、腎障害、高血圧、高脂血症などがある。多くの薬は尿路系に刺戟を与える特性があり、服用中は水分を多く取る必要がある。怠ると、尿路に悪性腫瘍が発生する。
 乳幼児に1日2回の薬の服用、休みなくつづく水分の摂取は苦痛以外のなにものでもない。水を抱えて逃げ回る子供を追うのが、親の最大の為事になる。そして親自身、迂闊に感染症に罹ることは許されない。


2016年08月04日

久しぶりの血圧低下  | 一考   

 3日は定期検診。急速に体温が下がり、汗が噴き出てくる、シャツもパンツもぐしょ濡れ、このままだと血圧が下がり、失神する。受付で事情を話し、エコー室のベッドを貸していただく。2時間ほどで落ち着き、バイクで帰ろうとするも、またおかしくなり、病院へ逆戻り、2時間ほど横になる。
 医師によると水分不足でなかろうかと、水分は十分に摂っている。それでなくとも、病院へ行く日は尿検査があるので、普段以上に水分は摂っている。いずれにせよ、これで北海道とは笑止であろう。
 拙宅へ辿り着いた後も、明け方まで足が熱くて眠られなかった。体調が狂っているのだが、事情が分からない。どうしたものか。

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