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2013年12月 アーカイブ


2013年12月28日

医薬分業  | 一考   

 厚生労働省が進める医薬分業により、院外処方が決まった。院外の保険薬局を利用するのだが、更生医療だとややこしいようである。法律上はどのようになっているのかをわたしは知らないが、役所(障害福祉課)によると近くの薬局でなければ困るそうである。書類の遣り取りが頻繁に行われるのが理由だそうな。
 関さんご紹介の軽井沢の薬局は使えなくなった。役所にとっての理想は戸田中央総合病院の指定薬局らしいが、前述の三郷のたかの薬局でも良いとの結論が出た。千葉東病院の腎移植患者が顧客にいたらしく、たかの薬局は免疫抑制剤を扱っている。
 内容は分からないが、障害福祉課の担当者は薬局と随分と長く話し込んでいた。書類を作成し、病院と薬局への送付は役所が行うと、宛先のみ認めて今年最後の手続きを終えた。


2013年12月23日

プリプリプリ  | 一考   

 魚屋へゆくとブリブリブリとの歌が毎日掛かっている。しばらく前までは「お魚天國 」が掛けられていた。

 好きだとイワシてサヨリちゃん タイしたもんだよスズキくん
 イカした君達見習って 僕もカレイに変身するよ
 サンマ ホタテ ニシン  キス エビ タコ
 マグロ イクラ アマゴ シマアジ

 魚 魚 魚  魚を食べると   頭 頭 頭  頭が良くなる
 魚 魚 魚  魚を食べると   体 体 体  体にいいのさ
 さあさ みんなで魚を食べよう   魚は僕らを 待っている

 新しい歌はわたしにはプリプリプリに聞こえる。シシド・カフカが歌うグリコプリッツのCMソングである。彼女はドラマーだけあって、リズム感に闌けている。
 そのプリプリプリを聞きながら、今日はカサゴを買った。オコゼやカサゴはわたしの好物である。ただし、ミシマオコゼはリズム感に欠ける。三島女郎衆が醜悪でみだらなところからつけられた名であろう。オコゼとは名ばかり、身に張りも華もなく、コリコリ感はほとんどない。関東の魚屋でよく見かけるが、元来産額も低く、練製品の原料くらいの用途しかなかった。


2013年12月17日

服用中の薬  | 一考   

グラセプターカプセル1㎎ 1日1回朝食後4錠
グラセプターカプセル0.5㎎ 1日1回朝食後1錠
セルセプトカプセル250㎎ 1日2回朝・夕食後各3錠
メドロール錠2㎎(ステロイド剤) 1日1回朝食後1錠
 以上が免疫抑制剤

アテレック錠10  1日1回夕食後1錠
オルメテック錠20㎎  1日1回朝食後1錠
オルメテック錠10㎎ 1日1回夕食後1錠
アルドメット錠250㎎  1日2回朝・夕食後各1錠
 以上が降圧剤

ユリノーム50㎎(尿酸排泄) 1日1回朝食後1錠
クレストール錠5㎎(コレステロール抑制) 1日1回朝食後1錠
パリエット錠10㎎(胃酸抑制剤、潰瘍改善) 1日1回夕食後1錠
バクタ配合錠(感染予防) 月水禽のみ朝食後1錠

 降圧剤は症状によって増減するが、免疫抑制剤その他は死ぬ日まで飲み続けなければならない。薬を中断したり、飲み忘れたりするとそれは死を意味する。
 前項で著したごとく、健康保険適応で月に253800円、もし保険がなければ処方料等は別にして、純粋に薬価だけで月に846000円になる。この費用を薬局が一旦負担しなければならない、小さいところだと到底無理である。いずれにせよ、わたしが生き延びるに必須の費用である。


年間の薬価  | 一考   

 日々服用している免疫抑制剤は保険対応で1箇月の保険点数は25380点(1点10円で計算、253800円)である。他にも移植後患者指導管理料300点、特定薬剤治療管理料470点、内服・頓服調剤料9点、外来処方料29点、調剤技術基本料8点などが附帯する。個々の値は分からない。おそらくステロイド剤が高いのでないかと思っていたが、調べるとセルセプトカプセル250の10錠シートが9786円、1日6錠だから約6000円である。もっとも、抗がん剤で1カプセル150万円と云うのがあった。
 前項で書いた薬局から電話があって、免疫抑制剤はいままで扱ったことがなく、かつあまりにも高いのに驚いた、と。ついてはより大きな薬局がよろしかろうと、みさと健和病院指定の薬局を紹介された。たかの薬局と称し、以前交通事故で胸骨を骨折した折に世話になっている。処方箋を扱う薬局ならどこでも同じと思っていたのが甘かったようである。
 いずれにせよ、戸田ではなく三郷で見つけたいと思っている。戸田や浦和なら免疫抑制剤を扱う薬局を知っているのだが、おそらく三郷ではあるまい、口説くしかないだろう。

追記
 それにしても、年間の薬代は300万円を軽く超える。生涯この費用が続くわけだが、それに止まらない、さらに自由診療の薬価が加わる、恐るべし。
 ここまで書いてから関さんに相談する。やはり小さな薬局だと仕入れに無理がかかるようである。免疫抑制剤の仕入れにロスが出るかどうか、最小ロットを調べていただくことになった。そうでなければ、薬局に迷惑をかけることになる。


年内は三郷  | 一考   

 読まれる方がいらっしゃるので、書いておかなければならない。リツキサンの効果が顕れるのは一箇月目から二箇月目にかけてである。本日午前の血液検査でのクレアチニンは1.96、クレアチニン値だけだとまったく好転していない。ただし、尿ALB/cre補正値が24.84と若干下がっている。
 尿中アルブミン指数は糖尿病性腎症の早期発見に利用されるが、健常者だと8.00、腎移植者だと30.00が基準とされる。要するに、アルブミン指数 が下がってきたのは後を追ってクレアチニンも下がるだろう、ということである。その場合、現在9240の白血球数が下限値(3800)まで下がる、よって途中で二回ほど注射(点滴静注)が必要になる。リツキサン静注の結果が明瞭になるのは1月末になる。

 院内処方だった薬が外部調達に変わる。免疫抑制剤が入手可能かどうか、更生医療への理解があるかどうか、処方箋を持参して薬が間に合わないではどうにもならない、近々引っ越すこと等々、薬局との事前協議が必要である。可能な場合はその薬局を市役所で登録、書類を病院へ提出しなければならない。とりあえず、町内の薬局で考えていただくことになった。


2013年12月01日

つかみ寿司とつかみ漬け  | 一考   

 「深川文化史の研究」に、つかみ寿司と深川丼(深川めし)に関する記述があった。共にアサリ料理だが、このつかみ寿司は正確には掴み漬(つかみづけ)と云うらしい。華屋與兵衛に関する書物で、アサリを握った深川の掴み漬(つかみづけ)の記述に出遇ったことがある。
 アサリは通常、軍艦巻きである。しかし、昔は握っていたようである。ここで云う昔は実にいい加減な表現である。そもそも江戸前(江戸前自体が後から生れた言葉)の握り寿司は今のそれの三倍はあった。昨今の1貫25グラムと云うのは大正から昭和に這入ってからのことである。1貫の握りを二つ三つに切って出す理由はそこにある。
 さて、深川の掴み漬はアサリを握り、秘伝のタレをかける、よほど固く握らないとばらばらに解れてしまう。ところが、これと似た握り寿司を三橋敏雄さんに馳走になったことがある、八王子である。八王子から電車でまっすぐ下れば茅ヶ崎、三橋さんによると魚は小田原すなわち相模湾からやって来る。近海物のマグロのカマ焼きが八王子で流行ったのも同じ理由による、と。確かに八王子の寿司は旨い、内陸にしては随分と魚が活かっている。

 江戸流つかみ寿司と同じ名称のつかみ寿司が大阪にある。こちらは「握る」のではなく「つかむ」ぐらいの力加減でシャリを成型する。従って、江戸前や八王子のそれとは似て非なるものである。ほろほろと崩れそうになる飯をしっかり握るところに深川のつかみ寿司の技術の真骨頂があるのだが、大阪のそれは単なる手抜きとしかわたしには思われぬ。最悪の握り寿司の一種である。ちなみに、深川の流れを汲む寿司屋も大阪の寿司屋も屋号は同じ吉野である。

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