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ステロイド   一考   

 

 正月の入院は勘弁してもらった。それどころか、年末は家でゆっくりしろと休みを頂戴した。ありがたい話である。1月は5日、12日、17日に検査が入った。ただし、5日の検査結果によっては即刻入院である。その場合は20日までの入院になる。
 例によって大量の薬を頂戴する。この二箇月、免疫抑制剤の細かい変更がつづく。免疫抑制剤の併用によってステロイドの量を減らす方法が最近では主流になりつつあるが、わたしの場合もステロイドもしくは副腎皮質ホルモンの量を少なくしている。
 わたしはソル・メドロール静注用を以前大量に用いたが、このメドロールは腎臓移植に伴う免疫反応の抑制もしくは膠原病の治療において一番効果がある。

 ステロイド剤の種類と商品名は以下のごとく。
 プレドニゾロン   プレドニン
 メチルプレドニゾロン   メドロール
 デキサメサゾン   デカドロン
 ベタメサゾン   リンデロン

 ステロイドは副作用が激しく、大量投与の副作用として、抗炎症・免疫抑制、糖尿病、胃潰瘍、精神症状、ムーンフェイス・中心性肥満など。長期投与の副作用として、副腎機能の低下、骨粗鬆症、高脂血症・高血圧、筋力低下・筋肉痛、白内障・緑内障などがあり、特発性大腿骨頭壊死症もステロイドが原因と云われている。にもかかわらず、わたしは死ぬまで飲み続けるしかない。
 特に鬱病は大きな問題で、21世紀にはステロイド剤に代わる副作用のない治療薬の登場が待たれる。
 ステロイドは通常体重が増える。従ってステロイドを服用しながら体重がほぼ静止しているのは大したものなのだが、医師は体重はどんどん減らす方が良いという。気持ちは分かるが、これ以上は難しい。
 ロキソプロフェンも頂戴してきた。胸骨の骨折による痛みはかなりしつこい。しかしこちらは怪我なのでとりたてて問題にはならない。

追記
 医師から聞いたのだが、一部の民間病院では混合診療を行っている。当然違法である。公立病院では事務方が許さないようである。
 アメリカの民間保険は高かったが、この二年で安価な保険が多く出てきた。一部はわが国の国民健康保険よりさらに安いようである。ただし、生活保護世帯(無料)の保険料をわが国の一般国民は負担している。


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2012年12月20日 20:44に投稿された記事のページです。

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