体調がよいと書いたが、この一週間食欲はない。吐き気がひどいのである。朝飯も戻してしまい、淡い塩鮭を食べている。やはり体調はよろしくないのだろうか。友人の腎臓癌を気に病んでいると云ったところ、瀬戸口医師は先週も腎臓癌の摘出手術をしている、命にかかわるのはあなたの方だろうと叱られた。
医師には申し訳ないが、わたしには危機感が欠落している。透析治療に戻ればしまいだろうと思っているからである。透析治療があればこそ、死ぬことはあるまいと高を括っているのである。わたしは間違っているのだろうか、医師との話し合いが必要である。
カレンダーを見ていたら、入院が正月に引っかかる。これはどうあっても嫌である。拙宅でコップ半分ぐらいの酒は飲みたい。そのために買い置きした菊正宗ピンが冷蔵庫で寝ている。次回の外来は二十日だが、即入院とは聞いていない、正月明けに延ばしていただきたいのだが。