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介護としての性行為   一考   

 

 血圧が133-67なので風呂に這入る。降圧剤を服用しないと160-90ぐらいはある。それを130-60から140-70へ落としている。上が110もしくは下が50を切るとわたしにとって危険域である。ちなみに120以下だと風呂には這入られない。
 エリスロポエチンはじめ赤血球を増やすための治療はいろいろ試みたが効果がなく、最近は諦めた。移植腎では腎性貧血は治らないようである。
 貧血でもっとも影響を受けるのは食と性である。食べると血液が胃へ集中するため脳に行き渡らなくなって失神を招く。よって1回の食事量は200グラム以内に抑えている。飯が100グラムなら副食も100グラム、これはどうあっても守らなければならない条件である。外食しないのは塩分もさることながら、量がわたしには多すぎるからである。今様に云うと基本内食だが、例外があって週に2回は寿司(中食)を購入する。その中食は重量オーバーである。ちらしだと半分、にぎりだと1食5巻にかぎられる。
 障害者の性と云っても千差万別だが、手が使えないもしくは手のない障害者のそれは悲惨である。それゆえ、ホワイトハンズの活動はもっと評価されてしかるべきである。

 https://www.youtube.com/watch?v=4IvG2Wwupns

 https://abema.tv/video/episode/89-82_s15_p6?utm_source=abematimes&utm_medium=abematv&utm_content=&utm_campaign=abematimes_sp_kanren_news

 勃起とは陰茎が鬱血するから起こる。胃同様、陰茎に血液が集中すれば、脳に血液は行き当たらない。腎性貧血の場合は勃起が失神に至るのである。もっともひとの身体はうまくできていて極度の貧血の場合、勃起したくとも身体は反応しない。EDの薬を服用すれば、その瞬間に失神する。しかるべき電動器具をもちいて如何に手早く射精するかである。ヘモグロビン値にもよるが、腎性貧血の患者の場合、2分からいくら長くても5分までである。要するに、命懸けの性交なのである。ミツバチの交尾のようなものである。

追記
 障害者であればこそ、性の問題は男と女といった二項対立から解放されねばならない。障害者それ自体が個々の多様性そのものである。その障害者の性が解放されるのはいつのことやら。


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2019年09月06日 22:01に投稿された記事のページです。

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