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助六   一考   

 

 先日、女房がサントリーの山崎を取りに来た日、寿司を持っていた。巻きが4巻に稲荷が2つのどこででも売っているもっとも安価な盛り合わせ、すなわち助六である。子供が結婚して出て行ってからはこのようなものを食べていると。これで1日ですかと訊くとそうですと応える。彼女の体重は20代の頃から変わらない、30キロ台に留められている。お茶でも淹れようかと云うと、食欲がないので結構ですと。

 サントリーのはなしになる。同社が生産調整に這入ったのは2006年、2008年末からハイボールブームが起きているので生産調整はおそらく3年はつづいたと思われる。ブレンディングウイスキーの響17年が元に戻るのは2025年になるのでなかろうか。それよりなによりブレンディングに使う輸入原酒(バルクウイスキー)が高騰している。昨年のウイスキーの売れ行きベスト20の内、インドのウイスキーが過半数を占めている。インド産ウイスキーはスコットランドのモルトにインド産のグレンウイスキーを混ぜて造っている。ニッカと同じく、カリラ、ベンネヴィス、トマーチン、ボウモアなどが使われている。スコットランドはわが世の春を謳歌しているが、わが国も今までのようなニューポットだけでなく、10年ものを仕入れないとジャパニーズウイスキーは休売、終売の繰り返しになる、他にもダフタウン、アードモア、グレンダラン、カードゥなど生産量の多い蒸留所はある、などと私見を述べた。


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2018年06月09日 02:32に投稿された記事のページです。

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