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リパ・デッレ・マンドルレ・トスカーノ・ロッソ    一考

 

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 当掲示板では(Ripa delle Mandorle)をリパ・デッレ・モンドーレと表記してきたが、最近はリパ・デッレ・マンドルレと表記するようである。チネリとチネッリ、タロットとタロー、ヨガとヨーガのごこく、このような表記はどうでも良いとおもっているが、マンドルレにしなければ検索できないのであれば改名するに如くはない。頭のRipaにしてもイタリア語読みならリーパになるはずなのだが。
 イタリアトスカーナの赤ワイン、生産者はカステッロ・ヴィッキオマッジョ(Castello Vicchiomaggio)。サンジョヴェーゼ75%、カベルネ・ソーヴィニョン25%の所謂スーパータスカンである。スーパータスカンとはその名の通り、トスカーナを超えるの意、代表するワインにサッシカイア(当掲示板ではサシカイア)、オルネライア、ソライアがある。一ツ木通りのですぺらで8000円で売っていたサッシカイアの現在の仕入れ値は15000円、オルネッライアは21600円にもなっている。
 ヴィッキオマッジョのワインにはリーパ デッレ・モーレやキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ・アゴスティノ・ペトリなどがある。モーレのようなフルボディではないが、リパ・デッレ・マンドルレの飲みやすさがわたしは好きである。2009年06月12日の当掲示板を引用する。

「リパ・デッレ・モンドーレはもともと池袋の和泉が扱っていた。そこへ某酒屋(インポーターでもある)が割り込んだのである。某酒屋は量販店で、大量だが、同商品はスポット扱いだった。要するに和泉より安いがその値で後は続かない。
 昔、ブレンデッド・ウィスキーには正規品と並行輸入品とがあった。並行輸入品は混載で送られてくるスポット商品で、宣伝費が掛からないぶん安くなる。モルト・ウィスキーもそうだが、ワインも多品種少量生産のものが多い、その商品をいかに育てて行くかは個々のインポーターの手腕に掛かっている。
 わたしが云いたいのは後々扱わないのであれば、量販店には手を出してもらいたくないと云うことである。リパ・デッレ・モンドーレは値崩れを起こし、和泉は取扱いをやめた。そして某酒屋の在庫がなくなったとき、リパ・デッレ・モンドーレは飲まれなくなってしまった。
 同じ量販店のビッグがウィリアム・フェーブルのラ・ミッション・シャルドネを扱っている。こちらは既に四年になるが、コンスタントに在庫している。こちらのインポーターは稲葉、去年、脱税で挙げられたインポーターである。
 それはさておき、ボディントンは毎年のごとく輸入元が変わる。そして値も一定しない。おそらく、最初に扱った重松貿易がもっとも安く、今はとんでもない高値で売られている。引用したオロサル地区のサンティアゴ・ルイスが最初日本へ入った時のヴィンテージ95年ものは1,880円だった」

 10数年ぶりにリパ・デッレ・マンドルレを飲んでみたいと思っている。


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2018年02月07日 03:34に投稿された記事のページです。

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