3月1日帰りしなの濃霧には困惑させられた。明石界隈ではあのような霧は珍しい。小さな明石川の対岸すら見られない。知った道なので大丈夫だったが、道も信号もことごとくが遠い国のように薄らいで見える。どうやら近畿各地に厚い霧が立ちこめたようである。
最初、単なる霧とおもっていたのだが、それにしてはシールドが真っ白である。シールドを開けて分かったのは小雪が霧のように舞っている。どこまでが霧でどこからが雪なのか判然としない。拙宅の駐車場にはうっすらと雪が積もっている。やはり、雪だったのだと確信する。それにしても、妙な天候だった。