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珍客   一考   

 

 大泉史世さんが電話で東京の積雪は20センチを越えたとか。同じ書肆山田の鈴木一民さんが季村敏夫さんと連れだってですぺらへ、共に10数年ぶり。久しぶりにあることないこと、はなしが弾む。新宿のブラで西部邁さんを偲ぶ会を催されるとか。西部さんは自身のいう「自裁死」を選択なさったのであろう。
 一民さんとは彼が書肆山田を継ぐ前からの付き合いである。大泉さんとは彼女が思潮社にいらしたときからの付き合い。その後、牧神社へ移籍なさっってからは頻繁に酒を酌み交わした。まさかお二人が一緒になろうとは思わなかった。しかし、わが国の詩のためには最良の組み合わせであり、最善の出版社の誕生だった。
 季村さんは川田絢音さんの実家のすぐ南側に住んでいらっしゃる、神戸出身でわたしが敬愛措く能わざる詩人である。資源や食料そして土地そのものを共同管理すれば諍いは起こらない、それらを占有しようとして戦争ははじまる。ひととひととの争いがもたらす不条理を糾弾し、個であることに拘りつづける希有な詩人である。みなさん気の置けない友なのである。


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2018年01月23日 03:14に投稿された記事のページです。

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