間髪を容れず、友人から連絡があってアシナガサンゴだと分かった。世界大百科事典 第2版の解説によると、「花虫綱チョウジガイ科の腔腸動物(刺胞動物)。6本の太いとげが底から出ている単体サンゴ。本州中部以南の水深150~400mの海底に分布する。サンゴ体は六角形で,おのおのの角の底から太いとげが放射状に長く出て体を支え,特異な形をしている。莢(きよう)の中は多くの隔壁でしきられるが,六つの角から生ずる隔壁が上方にもっとも高く突出する。各隔壁の側面には小さい顆粒が発達している」と記載されている。これで得心した。