先日、戸井田和重さん来店、みすじ通り店の常連さんだった。2日続けていらしたので、握り鮨その他を用意した。ウイスキーはハーフで飲んでいただく、その方が多くの種類を飲まれるからである。ウイスキーがメインだが、シェリー樽七年貯蔵の福田酒造の焼酎がいたくお気に入りで、販売店のくまの焼酎屋を紹介する。過去飲んだ焼酎でもっとも旨かった逸品である。
代わりに、カプツィーナ・ヴァイツェンを教わる。ドイツの白ビールである。いつのことだったか覚えていないが、税制改革で300円のビールが一気に500円に値上がりした。現在店で置いているバディントンやマーフィーズも同様である。明石にはマーフィーズと名乗るショットバーがあるが、肝心のマーフィーズは高いので置いていない。ちなみにですぺらでは800円、次回は値を上げざるを得ないが。
バディントンはキルケニーと共にわたしが好きなビールである。キルケニーは2008年にサッポロから売り出されたが、取り扱いがキリンになってから樽生のみの販売になった。バディントンはインポーターが手を引き、流通在庫のみになってしまった。残念なことである。
アサヒのスーパードライのような極端にホップを減らし、ビールか発泡酒か分からないような商品が持て囃されるような国にあっては本物は捨て置かれるようである。