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おでん   一考   

 

 12月の検体検査は本日だが寒そうである。営業中は構うことなくオートバイを飛ばしていたが、店をやめた途端に蒲団に潜り込んでいる。緊張感がなくなるとかくまでだらしなくなるのか。
 寒いものだから珍しく温かいものばかり食べている。関西で云う豚まんは神戸にも老祥紀、老祥記、一貫楼、四興樓、春陽軒、南京楼と随分とある。食べに出掛ける気はないが、近場で入手できるといえば蓬莱の豚まんしかない。蓬莱の豚まんは豚肉と玉ねぎのみ、食べるたびにハンバーグを想い起こす。このようなひどいものがどうして一世を風靡したのであろうか。
 先日、業務スーパー フレッシュ石守で豚まんを買ったが、これが滅法旨い。中国から冷凍で送られてくるだけあって、椎茸や竹の子ががっぽり這入っている。昔の春陽軒のごろごろした味である、いたく気に入っている。
 今ひとつはおでんである。おでんは元々豆腐料理(田楽)であって、豆腐と蒟蒻の這入らないおでんはおでんでない。わたしはそこに生揚げ、大根、餅入り巾着、ゆで卵 、練り天を入れる。関東ならはんぺんだろうが、かつて神田の四国屋で食べたはんぺんには閉口した。あれだけは好きになられない。北海道の白子やツブ貝、ネマガリダケについては書いたが、富山の赤身肉のネギマ風のおでんも美味しかった。小田原では梅味噌を付けて食するが、豆腐に似合いである。三橋敏雄さんを思い出す。


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2018年12月26日 05:03に投稿された記事のページです。

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