NHKの情報番組「あさイチ」の砂糖に関する特集で、「国内で販売されている白い砂糖は上白糖、茶色の砂糖は三温糖と呼ばれている。白い方は漂白しているため、茶色の方が体に良い」との通説が間違いであることを指摘していた。
「あさイチ」の2018年1月22日の放送によると「天然素材のサトウキビから砂糖の基となる原料糖を取り出し、それを結晶と蜜に分離する。結晶を液状にして濾過したものが白い砂糖になり漂白はしていない。蜜を3回煮詰めて結晶化したものが三温糖で、熱によって色が茶色になる」としている。確かに昭和期にはそのような作り方もあったが、今では上白糖しか作っていない。三温糖は上白糖をカラメル着色したもので、共になにも変わらない。「あさイチ」が指摘するように昔から漂白などしていないが、三温糖に関しては間違っている。
言い方に困るので、取敢えず本物とでもいっておくが、本物の醤油や味噌は全生産量の2,3%しかない。スーパーやコンビニでは購入できないと思った方が良い。それと同じで、わたしがかつて料理で用いていた三温糖は昭和40年前後に消え去った。それと書いておきたいのはキッコーマン、ヒガシマル、ヤマサ、マルコメの社長や会長は悪名高い国策研究会幹部に名を連ねている。