1.17が終わった。震災について語りたくない、嫌な思いしか残らないからである。長田界隈で第三国人が火を付けて回っているとの意見をどれだけ聞かされたか。関東大震災のときから日本人の浅ましいまでのナショナリズムはなにひとつ変わっていない。吐き気を催すのである。日本人はどうしてグローバルなものの考え方ができないのであろうか。
ただ、嬉しかったのは書肆山田と田村書店から見舞金を頂戴したことである。共に大金だった。そして京都書院の杉本茂行さんは福知山経由で持ちきれないほどのブルーシートを運んでくださった。お蔭でで拙宅の屋根は雨漏りから救われたのである。