日が変わるころから急速に冷え込んだ、明日は雪になるとやら。風が強く、オートバイは右に左に揺れ流れ、慎重な運転に終始した。明日の用は買い物のみ、この一週間は冷蔵庫のものだけで暮らした。野菜とパンが欲しい。業務スーパー・フレッシュ伊川谷店(旧フレッシュ石守)の隣に100万ドルというパン屋があって、どうやら職人が変わったようである。菓子パンばかりだったのだが、最近はハード系のパンを焼き始め、カスクート(カスクルート)を置くようになった。セブンイレブンやファミリーマートのカスクートと比べて190円とうんと安い。コンビニの330円が高すぎるのである。もっとも、中力粉ではないので、旨いとはお世辞にもいわれないが、土山まで買いに行くことを思えば、それで十分なのである。
フランスパンに使われる小麦粉は、一般のパンに使われる強力粉ではなく、グルテンが少なめの準強力粉もしくは中力粉だが、全粒粉 (強力粉) を用いた茶褐色のバゲットも売られている。そもそも、フランスパンは小麦の性格上、あまり旨いものでない。とはいえ、強力粉の生地に、砂糖、卵、乳製品、油類などの這入ったパンは食えたものでないが。
コンビニやスーパーで売っているヤマザキのショートケーキより、100万ドルのケーキの方が美味。そして、100万ドルとはわたしがはじめて働いたハイボールセンターの名でもある。