気象情報で雨の降り方は以下のごとく分類されている。小雨(1mm/h未満)、弱雨(1mm/h以上3mm/h未満)、雨(3mm/h以上10mm/h未満)、やや強い雨(10mm/h以上20mm/h未満)、強い雨(20mm/h以上30mm/h未満)、激しい雨(30mm/h以上50mm/h未満)、非常に激しい雨(50mm/h以上80mm/h未満)、猛烈な雨(80mm/h以上)。
東京ではどのような雨であってもオートバイに跨がっていた。明石では無理をせずに雨天は四輪に乗っている。だが、小雨だと躊躇なくオートバイに乗る。弱雨だと天気予報以外に西空をみたり、勘を信じて乗ったり乗らなかったり、結果、濡れるか濡れないかはほぼ半々である。いつも云っていることだが、オートバイの場合、体感温度は5度ほど下がる。同様に小雨は弱雨に、弱雨は雨になる。
このところ、勘が外れて屡々雨に打たれる。濡れるのは胸、膝、腿、靴である。走行中は両脚でガソリンタンクを力一杯挟んでいる、所謂ニーグリップである。するとタンクと両脚のつけ根に三角の窪みができる、そこに雨が溜るのである。足を緩めるとザーッと雨が流れ落ちる。このような状態では雨具はなんの役にも立たない。バイク用の雨具を拵えるときに留意していただきたいと思っている。帰宅後、下着は洗濯機へ、服と靴は風呂場で乾かすことになる。