朝日新聞に「腎移植パパが出した10年後の家族への手紙」が掲げられた。
http://www.asahi.com/articles/ASK8Z5JJ0K8ZULBJ01Q.html?ref=apimag1710_sp_con_mailm_1004_11
京都の知己は二度の腎移植を経てもっか透析治療に戻っている。透析はダイアライザーによる血液の濾過しか出来ない。濾過によって体内の老廃物や毒素を取り出すのは可能、しかし血圧調整や赤血球の素になる腎臓から出るホルモン(エリスロポエチン)はつくられない。よって貧血の高血圧になる。他にも体液量やイオンバランスの調整、カルシウムを吸収させる活性型ビタミンDがつくられなくなって骨がもろくなる。もっとも大切なことは、腎臓は腎臓単独の機能にとどまらず、全身の臓器へ指令を出し、それらをとりまとめる重要な機能を持っている。要するに、腎機能障害が枢要臓器に影響し、やがて多臓器不全になる。
詳しくは10月1日のNHKスペシャル「シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワーク 第1集 “腎臓”が寿命を決める」をご覧あれ。
https://www.dailymotion.com/video/x62s7mi
https://www.dailymotion.com/video/x63783u