このところG5との格闘が続いたため、ちょいと腰が痛い。なにしろ20キロを超えるパソコンである。戸田中央へ入退院するときはいつも腰がおかしい。整形外科医はわたしの腰と頸の異常を知っているのだが、他の医師は知らない。
ひどいヘルニアでないので、一泊か二泊の内視鏡手術で済むのだが、こちらは治す必要を覚えない。いままでブロックで処理してきたし、命に関わらないからである。ところで、ブロックは脊柱の軟骨に打つ麻酔注射である。わたしの場合は交感神経節ブロックでなく、硬膜外ブロックであって、硬膜外腔に注射を行うためには奥深くに針を到達させなければならない。透析を知るまで、ブロックに用いる注射針が一番太い針だと思い込んでいた。
外来の看護師と入院の手続きについて話し合っていた折、「左耳はどうなったの」と訊かれた。昔から左耳は良く聞こえない。「なんで知っているの」と逆に尋ねたが、検査入院で全身を調べた、その資料がカルテに挟まれているに違いない。腎センターの看護師は下血のことは知っているが、それ以外にも人渉りのことは知っていそうである。