大阪市東成区深江のベッセル(かなり知られた会社である)がドリル用のビットを作っている。長さは170ミリ、ビットなのでどこにでも売っているラチェット式のドライバで間に合う。スイスのメーカーPBのビットなら3000円はするが、国産品は410円である。これでPowerMac G5のCPUの取り外しが可能になった。
で、前述のPowerMac G5のジャンク品だが、電源とロジックボードをそこら中出鱈目にテスターを用いて計った。どこにも問題は生じず、CPUを取付け直したところ無事起動した。やはり思った通りである。ところが、今度はオプティカルドライバが動かない。相性の問題なのだろうが、G4で動いていたドライバが動かない。ひょっとすれば他に理由があるのかも、こちらはこちらで調べてみなければならない。
いずれにせよ、業者が手放したジャンク品が蘇ったのは嬉しい。過去にも書いたが、拙宅へやってくるパソコンは悉くが壊れている。理由を問わず、わたしは3000円を超えるパソコンを買わないからである。今回のG5は500円、起動はおろか、少々触ろうが撫ぜようがうんともすんとも応えない。時間を掛けて拈弄することによって、はじめて反応するのである。なにかと似ていなくもないが。
追記
オプティカルドライバを認識しない理由は簡単なことで、ロジックボードからのケーブルが逆だった。