先日はひどい目にあった。旧ですぺらの懐かしい顔ぶれが来店、それはよかったのだが、帰り道で突然オートバイのエンジンが切れた。ガソリンは満タン、バッテリーはフル充電、ガソリンタンクのドレンにも異常はない、にもかかわらずエンジンが始動しない。
雨が降ってきたので近くの工場までオートバイを押していき、軒下で雨宿りとなった。時間は午前2時半。始動しない理由が分からないので、JRS(日本ロードサービス)を呼ぶ。神戸市西区伊川谷のあかつきからレッカーが行くとの連絡。待つこと20分、こちらは小型バイクなので軽四が来るのかと思いきや、大型トラックが到着。あまりの大きさに驚愕する。
整備士が二人降りてきてどうしました、エンジンが掛からなくってと応える。すると整備士がハンドルカバーを外そうとする、その瞬間、わたしにはすべてが分かった。防寒防水のハンドルカバーがキルスイッチと接触、普段使わないスイッチなので、迂闊にも気付かなかったのである。
それにしても、キルスイッチの誤操作に気付かないライダーなんぞ、愚の骨頂と思っていたのに、それがわが身に降りかかったのである。恥ずかしくて顔も上げられない。平身低頭して詫び、お引き取り願った。
追記
今日は雨、久しぶりに四輪で通勤。