中尾さんに連れられて尾鼻かおるさんの仕事場へ挨拶に行く。1990年春、前を走るオートバイと接触、当方はホンダCX400。転んだ弾みでアクセルワイヤーが断線、バイクは走らなくなった。当然、当方が一方的に悪いのだが、相手は公衆電話を探してどちらかへ連絡。携帯電話の黎明期、よほどの金持ちでなければ所有できない時代である。
やがてトラックが到着、わたしのバイクを積んで、一緒にどうぞ。彼はオートサロンウサミというバイクショップの整備士、ハーレー、BMW、ドゥカティ、ベスパの専門家、爾来、世話になりっぱなしと相成った。
今ではエスケープ(https://www.escape-bike.jp/)のバイクショップの整備を一手に引き受けている。大蔵谷インターの近くである。久しぶりにBMW100RSのはなしに興じる。随分長く乗ったバイクである。上背が縮み、足が届かなくなったのでBMWは降りた。今のわたしにはエリミネーターで十分である。
そのエリミネーターが車並みに燃費が悪い、アイドリングの回転数が時間によって異なり、頻繁にアイドリング調整をしないといけない等、気になるところを説明。彼はキャブのジェットニードルホルダーとそこに差し込まれたニードルの摩耗でないだろうかという。要はガソリンが濃すぎるのである。その内、整備をしていただこうと思う。それにしても、バイク仲間との再会は楽しい。
追記
尾鼻さんとのことは2009年07月の当掲示板「西明石」に詳しい。