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人工透析の合併症   一考   

 

 人工透析は不均衡症候群、透析性痴呆、出血、血清肝炎などの合併症を伴う。不均衡症候群は髄液と血液の間に浸透圧などの差が生じて、脳浮腫となるために起こる。透析30分前後から、悪心、嘔吐、血圧上昇などが起こり、全身の痙攣や意識障害に至る。
 透析性痴呆は進行性痴呆、不随意運動などを示し、予後は一般によろしくない。出血は透析中に抗凝血薬のヘパリンを用いることから起こるもので、硬膜下出血が多い。血清肝炎は末期腎不全で輸血の機会が多い場合にみられ、4〜5%の頻度といわれる。

 腎不全はふつう4期に分類されるが、あまり意味のない分類である。なぜなら腎不全は非可逆的な病で、悪くこそなれ、決してよくはならない。3期以降を慢性腎不全というが、4期になると高血圧や浮腫,意識障害などの尿毒症症状を示し,放置すれば死亡する。要するに、腎不全の発症は死の宣告と覚しい。
 夥しい数の透析患者が亡くなっているが、その実数は不明である。なぜなら、腎不全は死因にはならない。透析患者が死んだ場合、死因は個々の感染症(例えば肺炎)もしくは心不全として処理されるからである。ちなみに、心不全も病名ではない。心臓が止まって死ぬわけなのだから、どなたさまも死ぬ時は心不全になる。要するに、死因をあからさまにしたくない芸能人や政治家はことごとく心不全なのである。                            

追記
 やっとインターネットへ通じた、最初の書き込みはやはり腎不全についてである。それにしても、Ethernet で通じているが、Wi-fi では通じない、これもまた片翼飛行。


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2017年03月13日 19:03に投稿された記事のページです。

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