結局、タペットはインテーク側0.11とエキゾースト側0.15で統一。高速道路で21キロ、地道で17.8キロと燃費は改善した。
フロントスプロケットの交換はマフラーを全部外すところからはじまった。で、気付いたのだが、エキゾーストの根っこで排気もれを起こしていた。
ケース外側やスウィングアームピポット部その他への干渉もなく、チェーンの張りも調整、実に快調になった。最高速はサイドバッグ、リアボックス完装で170キロとなった。
クラッチの切れが悪いのに手を焼いていたが、本体の調整の必要はなく、クラッチレリーズレバーのワイヤー調整だけで済んだ。
前の持ち主がかなり触っていて、バイク自体のバランスが崩れていたようである。今回の修理ですばらしいオートバイに生まれ変わった。梅雨に這入ってしまったが、バイクでの遠出が可能になった。もっとも、遠出に耐えられる身体ではないのだが。