もっか毎日自動車の屋根付きスクーター(キャビーナ90)に乗っている、エリミネーターの代車である。エンジンヘッドのオイル漏れを見付け、パッキンの交換を試みた。折角ヘッドをあけたのだから、タペットを調整することにした。これには理由があって、アイドリングが未だに安定しない。
燃費の方は高速道路で17キロ、地道で15キロと延びるようになったが、出掛けるときのエンジンスタートに5分は掛かる。エンジンさえ掛かれば、アイドリングは走りながらできる。そのためのタペット調整である。
タペットクリアランスが狭いとバルブの開く量が多くなり、逆に広いとバルブの開く量が小さくなる。狭くても広くても駄目で、適正な規定値があるのだが、その規定値が川崎によると0.1だそうである。極端に狭いように思われる。
エリミネーターのエンジンは2気筒だが、バルブはインテーク側とエキゾースト側に2本ずつある。要するに、その4箇所にタペットクリランスのアジャスターが付いている。いろいろ考えてみたが、インテーク側とエキゾースト側共に0.15に拡げようと思う。現状のコンプレッションを考慮してのはなしである。
序でに、フロントスプロケットを14Tから15Tへ換装、トップでセカンドのような加速が効くギア比はおかしいからである。歯数を増やすと加速が悪くなるが、高速が伸びる。イギリスJT Sprocketsブランドのフロントスプロケットを購入した。材質はSCM415(クロムモリブデン鋼)。
JT Sprocketsは世界でも有数のスプロケットのサプライヤーの一つ。世界のアフターマーケットでのスプロケット販売のおよそ60%を占めている。およそ2,500種のバリエーション、年間1,800万個を超える出荷をおこなっている。
こちらも序でだが、ヘルメットに付けるスピーカーはデイトナ、ビーコム、サウンドテック、オーディオ・テクニカなどがあるが、100均で十分である。ただし、フレッツの「クリップヘッドホン」がお薦め、間違ってもダイソーが扱うHangingのヘッドホンは買わない方が良い。低音が抜けていてなんの役にも立たない。