FUARAN ILE はスコットランドのイアン・マックラウド社(マクロウド)がドイツ市場向けにボトリングしたモルトウイスキーの名、中身はラガヴーリン。ゲール語でアイラの泉の意だが、原音に則ってフーアラン・イーラ、もしくはファラン・イーラと読んでいたが、いつの間にかファーラン・イールに統一されたようである。
このような表記はどうでもよろしいが、ファラン・イーラで検索すると出てくるのはですぺら掲示板のみ、ファーラン・イールだと30件ほど出てくる。
往時、ラガヴーリンのディスティラリーズボトルが3500円ほどだった。値を上げようとした蒸留所が出荷制限をし、1万円を軽く超えるまでに値を上げた。その渦中に9000円から1万円で売り出されたのがファーラン・イールである。カスクストレングスと加水タイプがあって値は変わらなかったが、再入荷分から7000円から8000円ほどに値下げされた。わたしが知る限り、46度の加水タイプと5種類のカスクストレングス(55.0度、55.0度、55.5度、56.7度、58.0度)が頒されてい、すべてバーボンカスクである。扱いはTHREE RIVERS、ジャパンインポートシステムに居られた方が独立した。
高騰したディスティラリーズボトルだが、ですぺらでは値上がりを見越して大量購入し、長く値は据え置いた。
これからヤフオクで売ろうかと思っているので悪口は書かれないが、ファーラン・イールはラガヴーリンとしては中の下と云ったところか。去年の8月以来出品されていないが、その折の値段は1万円、まったく値上がりしていない。