知己のMac miniのCPU換装である。自分のMac miniで一度経験済みだが、やりたくない換装である。メモリやハードディスク、光学式ドライブなら構わないが、CPUは嫌である。写真左のCPUヒートシンクの留ビス(白いプラスチック棒にスプリングが付いている)が損傷するのが怖いのである。
このピンはロジックボード裏側から外すのだが、ラジオペンチを用いる。壊れやすく、ピンそれ自体が入手不可能である。今回もなんとかうまくいったが、前回、二度とやるまいと思ったのである。元はLate 2006(Core Duo 1.66GHz)だが、換装するCPUがCore2 Duo T7400/2.16GHzである。同じ変えるのならCore2 Duo T7600/2.33GHzもしくはCore2 Duo T7800/2.60GHzにしろと云いたい。
そして、それなりのトレードオフはある。本体底面がけっこう熱くなる、とりわけ冷却台は必需品になる。次に、定められたOS(10.6まで)しかインストールできないなどである。もっとも抜け道はいくらでもあって、他の機器でインストール済みのハードディスクを移植すれば良いのである。