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春の七草   一考   

 

 病院の帰り、蕗、菜の花、七草を買ってきた。今年の正月は粥しか食べられなかったが、これで七草粥と七草茶漬けが食べられる。和牛や鮪のトロのごとく、脂が多くてしつこい食べ物はなにがあっても食べたくない。
 東京ならまだしも、ここは明石、磯魚がいくらでも捕れる。カサゴ、ハタ、イシダイ、クロダイ、メジナ、ブダイ、ベラ、カワハギ等々、なかでも、カサゴ目のオコゼは最高級の魚である。これだけあってどうして、マグロのような下品な魚を食べるのか、わたしには理解できない。
 東京でも磯魚は捕れるが、末端の魚屋ではほとんど売られない。猫も杓子も一辺倒にマグロ、ギュスターヴ・ル・ボンを持ち出すまでもなく、群衆とは同じものを嗜好する。従って、磯魚は一部の割烹や高級寿司店へのみ流れる。

 ところで失神だが、内科医であっても分からないと思う。戸田中央でも泌尿器科、呼吸器内科、消化器内科、心臓血管センター、整形外科の各医師が調べてくださったが、直接の因果関係は分からずじまいだった。
 田中整形も血圧の急激な変動の理由は現状では分からない、と正直なご意見。実は神大病院でも水端に訊いているのだが、ヘマトクリット(ヘモグロビン)しか思いつかないと云われている。リハビリにせよ、アルコールにせよ、血圧が変化するのは当然なのだが、それが失神にまで至るところが不思議である。明日の血液検査でどのように説明しようかと思い悩んでいる。

追記
 入院中の失神は仕方ないが、自宅での失神はことごとく放置してきた。当然、医師からは叱られる。救急車を呼ばない理由は、心臓マッサージはともかく、人工呼吸器での気管挿管とベッドに縛り付けられるのが嫌なのである。腹を抱えての七転八倒、ベッドからの顛落を防ぐための拘束なのだが、この拘束が痛みをさらに増幅させる。戸田中央の医師は何度も経験しているので、聞き届けてくださるのだが、知らない医師だと身体を雁字搦に縛りつける。わたしにとっては耐えられない苦痛なのである。


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2015年01月06日 14:30に投稿された記事のページです。

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