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国家   一考   

 

 EUという民族意識をなくそうとの運動の渦中にあってスコットランドの独立選挙があった。これからの国家はいよよ細分化してゆく。民族や宗教について語るとき、人は昂揚し、排他的になる。ただ、そのような意識がどうして国家との概念に結びつくのか、共同体としての国家意識がわたしにはさっぱり分からない。
 イスラム国はサイクス・ピコ協定に代表されるヨーロッパの線引きにより作られた国家を否定する。事の是非は問わず、動機は評価できる。しかし、指導者アブー・バクル・アル=バグダーディーの云うところによれば、ヨーロッパの線引きによる国家は崩壊し、イラクとシャームのイスラーム国(シャームはシリア地方または地中海の東部沿岸地方レバントを指す地理的概念)との広域に及ぶ国家を成立させるのが目的だそうな。それは大イスラームの再興であり、一種の国家主義に違いない。とりたてて目新しい概念ではない。
 近代国家との概念が誕生してさほど年月を経たとも思われない。にもかかわらず、一つの概念、一つの縛りから解放されるのは至難のようである。

 リベラル派と保守派では、脳構造に違いがあるとの研究成果が発表された。

 http://www.afpbb.com/articles/-/2794777?ctm_campaign=outbrain


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2014年09月18日 17:38に投稿された記事のページです。

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