レイアウトが崩れる方・右メニューが表示されない方: >>シンプル・レイアウトへ

« マスコミの利権 | メイン | クーラー再起動 »

お好み焼き    一考

 

%E3%81%AD%E3%81%8D%E3%82%99%E7%84%BC%E3%81%8D.JPG

 ウィキペディアの「ノート:にくてん」ではさまざまなな検証がなされている。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88:%E3%81%AB%E3%81%8F%E3%81%A6%E3%82%93

 2009年10月の「湊川」でニクテン横町と書いたことを思い出した。にくてん横町とは俗称であって、そのような地名があったわけではない。ごく一部の人たちが勝手に名付けて用いていた。その中にあって、今なお営業を続けているお好み焼き屋に「とみちゃん」(昭和25年創業)がある。

 「神戸・湊川公園南側。お好み焼き「一ソ十(いそじゆう)」。平谷ひでのさん(58)の鮮やかなテコさばきに目がくぎ付けになった。
 さらりと、「もう何十年もやってますから」。
 花街・福原の老舗鉄板焼き「美丁(よしちよう)」で働いていた。店は芸妓さんや旦那衆に愛されたが、阪神・淡路大震災で閉じた。
 芸妓さんにせがまれたときにだけ作ったという“裏メニュー”の「甘焼き」。卵、粉に砂糖とバニラエッセンスを混ぜ、鉄板に薄く伸ばす。手前から奥へくるっと巻く。
 ソースのにおいの立ち込める店内に甘い香りが広がる。花街の情緒を、目と鼻で堪能する 」

 上記は過去神戸新聞に掲載されたもの。前記「とみちゃん」と「一ソ十」は是非行ってみたい。神戸のお好み焼きは大阪のそれとはまるで異なる。まず、ソースはオリバーソース、オリバーソースは震災までは兵庫区松本通りにあった。焼き上げたお好み焼きへ鰹節やマヨネーズのようなトッピングはなにも加えない。
 何はともあれ、下記の豚粉焼きの写真をご覧あれ。

 http://blog.goo.ne.jp/goo8823-h/e/030b263eecbd86d42915ecc947c3f391

 小振りのお好み焼きをさらに小さくしたのがねぎ焼き。昭和20年代、30年代の神戸のお好み焼き屋はどこでもメニューに加えていた。粉を薄くひき、多量のねぎと少量の牛すじ煮込み(ぼっかけ)を置き、醤油を引いて上記写真のように畳み込む。どこまでも粋な食べ物だった。


←次の記事
「クーラー再起動」 
前の記事→
 「マスコミの利権」

ですぺら掲示板2.0トップページへ戻る

このページについて...

2014年08月11日 22:47に投稿された記事のページです。

次の記事←
クーラー再起動

前の記事→
マスコミの利権

他にも
  • メインページ
  • アーカイブページ

  • も見てください。

    アーカイブ

    ケータイで見るなら...


    Google
    別ウィンドウ(orタブ)開きます。

    牛込櫻会館(掲示板1.0他)内
    ですぺらHP(掲示板2.0他)内
    Powered by
    Movable Type 3.34