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姥捨て山   一考   

 

 国保では、市区町村によって保険料に最大5倍の格差が存在する。沖縄県粟国村は25,000円だが、北海道羅臼町では119,000円である。関東圏では八王子がもっとも低いとされる。しかし、これは保険料だけのはなしで、附帯する条件がまた道府県によって異なる。
 埼玉では在宅重度心障手当というのがあったが、神戸ではそれに類する制度がないと聞かされた。ところが調べてみると、障害者特別給付金というのがあって、次回役所へ行った折に訊こうと思っている。
 不思議に思うのは、重度障害者医療費受給者証と更生医療が同じ効用を有し、わざわざ更生医療の手続きをしなくとも負担する金額は同じになる。埼玉では更生医療の指定病院以外の病院での治療費は後日還付されていた。神戸では病院で重度障害者医療費受給者証を提出すれば指定の金額(400円もしくは600円)で済む。
 要するに、障害福祉課の「その他の経済的支援」に精通した役人がいないのである。さまざまな共済制度、福祉資金、税金、公共料金、郵便料金、交通費などに即答できないのは問題でないだろうか。神戸市は「「特別障害者手当」制度について」とのファイルをPDF形式で提供している。役人は目を通すべきである。

 後期高齢者医療に関しては、国保より若干保険料が安くなるそうな。しかし、「現代の姥捨て山」と揶揄される制度である。保険料の負担が所得の低い人ほど高く、所得の高い人ほど低い逆進性になっているのも問題である。さて、どうしようか。


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2014年07月07日 21:20に投稿された記事のページです。

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