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ステロイドのパルス療法とリツキサン   一考   

 

 何度も書いているが、ポリグロビンという薬は健康保険に対応していない。よって、200万円を軽く超える高値であるにもかかわらず、全額患者負担である。この薬を勧められはするものの、過去二度断わっている。そして三度目、考える振りをしながらも、こころは決まっている。
 先日、櫻井さんと話したが、かつて知己が癌で死んだ。アメリカ製の抗癌剤を打つと身体が随分樂になるとその友は云っていた。一回の点滴静注が50万円、彼は何度も打っていたが、やがてその延命策に疑問を抱くようになる。彼は発症してからは、いつもワインのミニボトル(小瓶の半分)を嗜んでいた。「一考よ、これが飲まれなくなってきたよ、そろそろお仕舞いだね」そう云って彼は静かに杯を置いた。
 リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)を患うと各種免疫療法(リンパ球療法)を受けるしかなく、一千万や二千万の金はあっという間になくなる。一部、わたしが服用する薬と同じである。

 わたしはリンパ腫ではないので、うまく行かなければ人工透析に戻るだけである。透析治療をはじめたときに、最大持って6年(70歳)と医師は云っていた。それでよいと思う、あと4年、ステロイドのパルス療法とリツキサンを繰り返し、それまで凌ぐつもりである。


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2013年11月20日 20:35に投稿された記事のページです。

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