.edu(米国高等教育機関)からリクエストがあって愕いた。ついでに、同日「クレアチニンが4.6、貧血が9.9 造血ホルモン」とのリクエストがあった。「腎不全で手術ってあるの?」と云うのもあった。
クレアチニン値が4.6mg/dLと云うのは、腎臓の機能が30パーセントから10パーセントに低下した状態で腎不全の症状が出てくる。クレアチニン値が8mg/dL以上になると人口透析か腎臓移植が必要になり、それを捨て置くと一年以内に確実に死ぬ。貧血が9.9とあるが、こちらは取り立てて貧血というほどのものでない。況んや、造血ホルモンはクレアチニン値が4.6の段階では不必要である。
「腎不全で手術ってあるの?」は愚問である。腎不全の段階で手術の要はないが、早晩末期腎不全になる。人工透析をはじめるに当たって動脈と静脈を直接吻合しなければならない、その箇所をバスキュラーアクセス(シャント)と云う。これも立派な手術である。腎不全になれば、何等かの手術(透析か移植)を施さなければ生きてゆかれない。「あるの?」ではなく、必須である。