レイアウトが崩れる方・右メニューが表示されない方: >>シンプル・レイアウトへ

« 外来 | メイン | 腎臓癌 »

胸骨骨折   一考   

 

 あまりの痛さに悲鳴をあげて、拙宅の近所のみさと健和病院へ、白亜の大きな建物である。もっとも、ほとんどの病院は白色に塗られているが。そこの救急外来の外科へ抛り込まれる。心電図、エコー、CT、レントゲンで胸骨の骨折と判明。上部肋骨と胸骨は隣り合っているので、さすがに識別できなかったようである。医師の結論は最短でも一箇月半は痛みに魘されると。みさとの医師は戸田中央の瀬戸口医師と随分と話し合っていた。おそらく用いる薬が抵触しないかどうかだと思う。
 さて、その薬だがアセトアミノフェンを処方されるも、これならカロナールと大差ない。痛みに効きますかとの質問に、もうひとつケンタンを用意していると。
 CTスキャンを撮ったが、骨折が明確に判明したのはレントゲン、それよりもCTルームに驚いた。一面がブルー一色で見渡す限り熱帯魚が描かれている。
 熱帯魚の想定に、海の魚はあるまいが、鰺か笠子の一匹も泳いでおればわたしは嬉しいのに。かつて松戸から上野まで三時間と書いたが、似た状況に戻ってしまった。こういうことの繰り返しのなかに死んでゆくのかもしれぬ。


←次の記事
「腎臓癌」 
前の記事→
 「外来」

ですぺら掲示板2.0トップページへ戻る

このページについて...

2012年11月13日 16:18に投稿された記事のページです。

次の記事←
腎臓癌

前の記事→
外来

他にも
  • メインページ
  • アーカイブページ

  • も見てください。

    アーカイブ

    ケータイで見るなら...


    Google
    別ウィンドウ(orタブ)開きます。

    牛込櫻会館(掲示板1.0他)内
    ですぺらHP(掲示板2.0他)内
    Powered by
    Movable Type 3.34