中村さんから電話があって見舞いに行くという。時間がないので遠慮していただき、病院へなら来てくださいと伝える。
中村さんからもニャル子さんからもパソコンがどうしてネットに繋がらないのかとの質問を受けた。ですぺらでは最も遅い ADSL に繋いでいた。ゲームはまったく興味がないので、回線は遅くて結構。で、ADSL に繋がっているので、携帯電話はネットに繋がる必要がどこにもない。今は店の営業は止めて家にいるので、家の電話が一本繋がっておればそれで良い。よって、病院ではどこへもつながらない。
携帯電話、スマホ、iPadの類、パソコン等々、繋げれば回線料がいくらあっても足りないし、通信会社の陰謀に乗せられる気はさらさらない。当方の携帯電話は月額1200円以下だし、拙宅の光通信は電話賃込みで5400円、通信費の総額が6600円を超えることはない。要するに、一回線だけ繋がっておればよいのである。このフレッツ光にしても、NTTがメタル回線を撤去しているので、やむなく維いでいるだけで、本来なら3000円のADSLで十分なのである。
最近電車に乗るので、三十路にもなってゲームをしている人を屡々見掛ける。カードを集めるらしいが、あれは小学生のめんこ遊びだろう。膝の上でモバイルを開け、同時にスマホに見入っているオッサンがいる。莫迦じゃないのかと思うが、彼にとっては日常生活そのものが回線で埋められている、面妖な日常があったものである。そのようなひとがいるから障害者や病人が座られなくなる。
ミクシーかフェイスブックか知らないが、あのようなものに嵌まるようでは戦後のこぢんまりした為合せはまだ当分つづきそうである。あのようなメディアは若松孝二の死すらをAKB劇場に仕立ててしまう。