病症が安定しないのが入院の理由。クレアチニン、体重、尿量の安定を指す、特にクレアチニンである。腎臓と退院のどちらが大事と切だされれば二の句が継げない。わたしはやはり病人なのか。一時は入院の強制終了も考えたが、医師と悶着を起こしたいわけではない。
医師に特別な処方があるわけでない。もう少し、安定するまで様子をみようとのこと。そのためには外泊はおろか、外出すら控えろと、こちらはそれとなく示唆する。それを無視して土曜日は帰るが、医師の軍門に下るしかあるまい。
最短十日間の延長、これで入院は二箇月を超えた。来週は点滴による新たな診療を試みる。