カラオケ居酒屋を開店すると書いたが、年内に明石でオープンする。明石駅のすぐ根際の大明石町である。現在は焼酎の店だが、焼酎プラス清酒の店にする。ビールはアイリッシュだが、なにを置くかは思案中。ウィスキーは置きはするが、基本扱わない。ワインは酒にあらず、酢か味醂に属するので、こちらも扱わない。要するに普通の居酒屋である。もっか駐車場を探している。
わたしは料理当番で、魚がメインのかつての(明石時代の)ですぺらのごときちゃらんぽらんな調法に明け暮れる予定。いっそ世界の煮魚とか世界の白身魚フライ盛り合わせでも置こうか。カラオケと同じく一品百円。而るにカラオケ居酒屋である、唄うに決まっている。
焼酎はブランド品は扱わない、小泉の規制緩和によって誕生した二千に及ぶ無名の蔵元の頑張りを評価したい。特に宮崎と鹿児島では小さいが、力(りき)の這入った焼酎が次から次へと生れている。以前の岩倉酒造のようにエールを送りたい蒸留所の五つ、六つは生れている。今、もっとも新しい酒の世界が展開されようとしている。わたしなどは新しいものにこそ興味を抱く。
追記
金町で新規オープンの予定だったが、別に金町であろうが明石であろうがわたしには同じである。それと大事なことをひとつ。死期が近づいてきたようである。12月にわたしが生きながらえての話しである。店は1月にずれ込みそうである。