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紋次郎   一考   

 

 月曜日の退院が決まったのか、それともまた延長になりそうなのか、血液検査の結果に医師は優柔不断になっている。どうでもよいから客のわたしに決めさせろと云いたい。
 クレアチニンの数値がよろしくないので、再再入院であろうが再再再入院であろうが、なんでも構わぬ。しかし、メドロール療法になんらの期待もできなくなったので、困惑の態。治療もないままにどうしろと云うのか。血液検査の結果で一喜一憂していてもなにもはじまらない。クレアチニンは変わらず1.6から1.7に張りつき、最悪である。血液検査の他の項目に異常はなく、体重は減少、尿量は増えていて上々。されば、体重が減れば退院できるのかと伺いたい。
 寝ていてもクレアチニン値はよくはならない。痛みがあればともかく、入院もさすがに10日を超えると疲れてくる。入院は続けても良いが、一度気分転換に外泊させてもよさそうなものである。シャワーでなく風呂へ這入って洗濯、ビールを飲んで寿司を喰い、塵を捨てる。それが生活である。そう云えば冷蔵庫の中身はどうなったやら、野菜の液状化が進んでいるに違いない。一人暮しだと生活がどんどん滞ってゆく。
 一所懸命の治療は分かるが、相手が悪い。わたしがごとき一所不住と一所懸命では命のかけようがまるで異なる。医学の世界に木枯し紋次郎はいないのか。


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2012年10月15日 17:09に投稿された記事のページです。

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