福島はどうなるか分からないので、山形を先に片付けることにする。先日戸田中央で検査を受け、マスク付きなら大丈夫とのお墨付きを頂戴する。病院から帰宅後寝入ってしまい、目覚めたのが五時半、周章てて松戸駅へ向かう。
山形新幹線の切符購入で身障者手帳をはじめて使う。松戸へのバスは頻繁に用いるのだが、面倒なので身障者割引は使ったことがない。割引はETCのみ使っている。こちらは車(特定単数)に付くのであって、人に附属するのでない。公的機関以外の割引は民間のサービスであって役所は関与しない。従って理不尽が生じたところでやむを得ない。
上野駅での乗り換えは距離があって30分から1時間は余裕をみたほうがよいなどと、緑の窓口の女性は至って親切だった。その女性の指摘で気付いたのだが、どうやらわたしは日付を間違えていたようである。五時半起床と書いたが、12日でなく11日の午後五時半だったようである。よくあることですと女性は12日の午前の切符に訂正してくださった。「よくあること」との気遣いを忝なく思いつつ、旅へ出掛けるに日付を間違うなど決して「よくあること」ではないだろう。認知症を患ったかのごとし。