再入院を覚悟してほしいと医師から宣告されたが、ウィルスか抗体かということになれば、当然ウィルスは後回しになる。抗体を押さえ込み、感染症対策は入院で処理するのだろう。主なワクチンは打っているので重篤なものにはならないと勝手に決め込んでいるのだが。
わたしにできることと云えば、定められた曜日、定められた時刻(一日三回)に指示された量の薬を忘れずに飲む、それだけである。忘れると腎臓が落ちるのは理解している。それだけは避けねばならない。
それにしても、一度退院して自由を味わった身としては再入院は辛い。しかも、感染症とくれば風邪引きから隔離される疾病まで千差万別である。かつ白血球が機能しないので、拗らせる可能性が高い。また入院がどのくらいの期間になるかはまったく分からない。拗れぐあいによるのかもしれない。
東葛クリニックで感染症患者が出たことがあったが、トイレの清掃や消毒など大層な騒ぎになった。ちょうど、大腸のポリープ手術で下剤を飲んでいたわたしはトイレが使えず酷い目にあった。風呂と衣服の洗濯は処理してもらったが、手術着で震えながら、再度下剤を服用することになった。