中三日を開けたため除水が2900になった。わたしにとっては最大値の透析である。よって一時間の延長、九時半から十四時半の五時間になった。なにもかもがはじめてなので、看護師は随分と気を遣ってくださった。なんとか無事に済んだが、時間除水量共に最高記録だった。
「体重と血圧」で書いたように、血圧を下げるために体重を減らしている。しかしながら透析室で120だった血圧が病室では170。減食がなんらの効果もあげていない。
夕食が煮魚ばかりになった。美味というわけではないが、不味くもない。以前の病院よりは結構。どのような魚であろうが、きれいに骨は抜き取られている。ベトナム産の鰺や白身魚のフライで知ったのだが、なんで骨を抜くのだろうか。面倒なことをする。
昨夜から珈琲を飲みだした。禁制品なのだが、移植がちかいので、もう大丈夫だろうと勝手に思っている。この三年間で四杯の珈琲を飲んだ、丘の上ホテル、北里病院、川久保病院、戸田中央である。今日のは明治のキリマンジャロ、パック入り250グラム、110円。とにかく飲まないのでこのようなものでも旨く感じられる。(7月11日)