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ブラック珈琲   一考   

 

 どこでもそうだが、病院の前には灰皿が置かれている。朝、煙草を咽みながら罐珈琲をのんでいる患者がいた。五時間は煙草が咽まれなくなるので、わたしもそこで煙を燻らすのを常とする。
 珈琲は身体に悪いのでは、と質問。無糖だから問題はありません、と御仁は応える。どうやら糖尿病患者のようである。「糖分はともかく、カリウムが高いのでは」と質問したが話は噛み合わない。「糖分を控えるように云われていますから」。それ以上話すのは止めた。ひょっとしたら、朝の一杯の珈琲が生き甲斐なのかもしれないからである。
 久しぶりに栄養士とはなしをした。カリウムと、わたしの肝臓の数値を気にしているらしい。「カリウムは次回の検査までに落とすから気になさらないでください。カリウム、リン、蛋白、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、コレステロールの類いはしっかり管理しているつもりですから。ただ、管理できないのは貧血と血圧ですね、肝臓の数値もそれと同じです。おそらく何等かの体内の炎症に起因しているのでないかと思うのですが。いきなり白血球が増えたりしますから」とお喋り。
 「評価表について」で書いたが、評価表を読み解くのは難しい。さらに難しいのが心電図、こちらはさっぱり分からない。エコー検査は病院によっては詳しく教えてくれるところもあるが、大体は医師の方から説明があるからと逃げられる。もっとも、検査するひとは技師であって、判断するのは医師の為事である。
 件の糖尿病患者だが、血圧が低い。透析終了時は70まで下がるそうな。低いからまだしも、これで高ければ珈琲も相俟って不整脈への気配りが必要になる。ますますもって生活習慣の改善が大切なのだが。


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2011年11月24日 15:35に投稿された記事のページです。

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