腎移植に関しては東京女子医科大学病院がもっとも経験を積んでい、その女子医がスタッフを送り込んでいる病院がお薦めということ。埼玉県だと戸田市の戸田中央総合病院が卓れているそうである。女子医が一千例、戸田中央が百例を達成している。
詳しくは以下のサイトにて。
http://www.twmu.ac.jp/KC/Surgery/kidneytx.html
生体腎移植では一週問ほど前に入院して準備する。手術前の検査は血液検査、胸部X線、心電図、心臓超音波検査、肺機能検査、胃の検査、膀胱の検査、目の検査などが行われる。特に出血を伴う箇所は重点的な検査が必須。わたしの場合は胃カメラと大腸の内視鏡検査が欠かせない。
免疫抑制が不十分だと拒絶反応、行き過ぎると感染症という、ぎりぎりのところで免疫抑制療法は行われる。免疫抑制薬は、腎障害、高血圧、高脂血症、糖尿病、満月様顔貌、白内障・緑内障、消化性潰瘍、大腿骨頭壊死などの感染症や合併症をもたらし、肝障害や骨髄抑制による白血球減少などに関係する。また副作用が強く、鬱患者や自殺者を生んでいる。
約一万三千人の方が献腎移植の登録をしているが、年間七百例に止まっている。いずれにせよ、検査期間を入れてほぼ一年を要する。